ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちを観ました。
原題はMISS PEREGRINE’S HOME FOR PECULIAR CHILDREN。訳すなら「ミス・ペレグリンの家と奇妙なこどもたち」なんだろうけど、なんでわざわざ家を落とすのか? タイトル長すぎるから?? 本作での一番の謎です。
監督はティム=バートン。キャラクターもいつものティム=バートン作品に出てきそうな人ばかりです。
若い頃 出張ばかりして家にいつかなかった老人。ホラばかり吹いて信用されていない。その老人の子は小説家といいつつ夢を持たない現実主義者。その小説家の子供、つまり老人から見て孫が本作の主人公です。
ただ本作ではシナリオが弱いというかアクションシーンはいいんだけどキャラの辛みが投げっぱなしです。
とくに小説家の父は後半以降まったく出てこなくなります。そこまで使い捨てされるほど軽い扱いしなくてもいいじゃないか。
異能者の少女エマが主人公の少年ジェイクを誘惑するシーケンスが楽しいです。
薄着ですきんしっぷしまくったり、秘密の部屋に案内して二人きりになったり、童貞少年ジェイクはのぼせ上がるのも無理はない。不可抗力です。
製作費は高そうだけど、ティム=バートン作品としての完成度は低い感じではありますが、アクション映画として楽しめると思います。
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