でかいの日記帳

2016/3/6 Sunday

セーラー服と機関銃 -卒業-

Filed under: - dekaino @ 20:59 このエントリをはてなブックマークに追加 祉若惹罘∫ -罐- のはてなBookmark被リンク数

セーラー服と機関銃 -卒業-を観ました。橋本環奈主演の角川映画です。
本作は薬師丸博子版で有名なセーラー服と機関銃のリメイクではありません。その後日談なのです。
女子高生がヤクザの組長の跡目を継いで、いろいろあって敵対する浜口組にカチコミしたあげくに目高組は解散したって前作の後の話です。機関銃をぶっぱなして「快感」はすでに済んだ話なのです。
セーラー服と機関銃 -卒業-
また舞台は現代に返られていますので、セーラー服の制服もだいぶ今風にスカート丈が短くなっております。

撮影は群馬県高崎市で行われ、街並みの風景がいい感じに昔は栄えていたけど今は寂れつつある街並みを表現してます。とはいっても県庁所在地ではないけれど群馬で一番でかい街なんだけどね。

橋本環奈は確かにかわいい。それ以上に芝居に力入ってます。アイドル映画ではありえないくらい長回しカットがたくさんあります。舞台演劇レベルのリハーサルがいるレベルです。知名度の割に仕事が少ない橋本環奈だからこそ可能だったのかもしれません。実際に撮影中は高崎市内に部屋借りてずっと高崎に住んでたそうです。
気合入ってますね。

本作、公開2日目、日曜の昼間に海老名の劇場で観たんですが、意外と席はガラガラ客は入ってませんでした。十分宣伝はされているのにちょっとヤバい臭いを感じます。大丈夫でしょうか?

おそらく前評判が裏切られることはないレベルの出来です。リメイクではなくて後日談なので、前作を観たことある人はより楽しめると思います。逆にまったく予備七機がないと何のことやらわからないかも???

珍遊記

Filed under: - dekaino @ 13:29 このエントリをはてなブックマークに追加 荐のはてなBookmark被リンク数

珍遊記を観ました。
漫☆画太郎の出世作をまたもや山口雄大が実写映画化。原作通りの偉大なるクソして寝るしかないクズ映画になってます。

玄奘は女性です。中世的に美形の僧侶を女優が演じてるのではなく、地上波ドラマで流行りのキャラ女体化です。尼僧を倉科カナが演じるのです。しかも開幕第一声は「チンコ」

玄奘と山田太郎(邪気なし)
「チンコチンコ」連呼する尼僧が、仏弟子として全裸の成年男子を連れ歩くとか、エロゲでもなかなかない謎シチュエーションです。
原作のジャンプ連載では邪気だか毒気が抜けた太郎は小学生男子の姿なので全裸まる出しでもOKでしたが、マツケンが全裸はちょっとサービスし過ぎというかサービスの方向間違ってるでしょ!
その反面、玄奘の袈裟がゆるふわぶかぶか系で倉科カナのせっかくのナイスバディがまったく活かされてないのが残念でたまらない。卑語の発声による精神的エロスで我慢なのです。

ストーリーは冒険者が集う酒場で太郎が暴れるあたりまではほぼ原作通りの進行です。
その後、劇場版オリジナルキャラ 龍翔さまが登場。コイツの格好が、これがまた正統的な貴公子の古装なんですよ。中国製映画にそのまま出ても変じゃない完成度です。相当、武侠映画・ドラマを研究してリスペクトしてますね。イヤミな貴公子が悪役とかちゃんとツボをついている!

龍翔さま
なぜか敵ボスキャラみたいな扱いをされる龍翔さま。実はそんな大物ではない。

バトルアクションもかっこいいですよ。仮に珍遊記がマーベルコミックでハリウッドが映画化したとしても、負けてない! キレキレのカンフー風アクションです。武侠リスペクトです。

漫☆画太郎ワールドの再現度がかなり高い。原作ファンならがっかりすることはないでしょう。

ヘイトフル・エイト

Filed under: - dekaino @ 13:07 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃ祉ゃのはてなBookmark被リンク数

ヘイトフル・エイトを観ました。クエンティン=ランティーノ監督作品です。
時代は南北戦争で北軍が勝って再統一されたアメリカ。舞台は駅馬車とその中継点である仕立屋です。
とにかく流血しまくるいかにもタランティーノな作品で、南北戦争や人種差別に対するアメリカ人の微妙な思いとかが表現されているようないないような、そういう作品です。
好き嫌いがあるし、とにかく流血するので子供には見せてはいけません。日本公開ではR18指定。

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