でかいの日記帳

2016/2/20 Saturday

オデッセイ

Filed under: - dekaino @ 20:27 このエントリをはてなブックマークに追加 �����������祉�い里呂討�Bookmark被リンク数

オデッセイを観ました。SF小説火星の人をリドリー=スコット監督が映画化しました。日本でも最初からSFであることを全面に押し出す宣伝がされた珍しい例の映画です。
でも、邦題の「オデッセイ」はダサいしわかりにくいですね。原題は原作小説と同じ"THE MARTIAN"です。
本編内では一度のオデッセイなんてセリフ出てきません。どちらかというとロビンソン=クルーソーの方が近い話です。火星には黄金の羊毛もスターゲートもありません。

基本的ストーリーは予告編や宣伝で明かされている通り、火星に一人だけ取り残された宇宙飛行士兼植物学者のワトニーが火星で長期間サバイバルして地球に帰還するまでの話です。

わたしはだいぶ前に原作を読んでました。もともとはネット小説だったんですよね。
原作SF小説 火星の人
和訳本がハヤカワから出てましたが絶版。映画化をうけて上下2巻に分冊した新版が出ているようです。
細菌の速さ皮はコスい商売するね。

映画版のストーリーと原作は大筋は同じですが、細部はかなり違っています。
特に失敗するあたりが相当違っていて、原作ではワトニーのポカミスが結構あってしかもそれが取り返しつかない失敗だったりして本人も相当へこむのですが、映画版だと、ワトニーに責任がない失敗ばかりです。せいぜいワトニーの不注意でヒドラジンを燃やすときに爆発しちゃったくらいかな? 輪とニーの責任の失敗。
確信犯的にワトニーを超人のように演出しています。

それから個人的に残念なのが、せっかく映像化するなら火星から見上げた夜空に地球と月がみえるシーンをやってほしかったですね。事故の直前直後なら火星と地球は相当に近い距離にあり肉眼で地球と月が分離して見えるはずなんですよね。それが200ソルもすれば太陽の反対側にいってしまいまったく見えなくになるって映像を入れれば直感的に火星と地球のアクセスが困難な時期って観客に理解させられたと思う。
ハードSFレベルの設定あるんだから、もうちょっと考えて演出してほしいです。
まぁNASAが単独で有人観測ゆってるあたりは全然現実性なくてハードSFではないんだけどね。

細かいことを言えばいろいろあるけれども、困難を切り抜ける超人的なヒーローの映画としてよく出来ています。懐メロの泣けるよね。宇宙開発競争で完勝した頃のアメリカを懐かしむアメリカの老人の琴線に触れる映画です。

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