でかいの日記帳

2016/2/28 Sunday

X−ミッション

Filed under: - dekaino @ 20:14 このエントリをはてなブックマークに追加 X激с海里呂討Bookmark被リンク数

X−ミッションを観ました。1991年のハートブルーというスピリチュアル入ったサーファー犯罪アクション映画のリメイクです。原題はどちらもPOINT BREAK。波の崩れ始める点の事らしい。

オリジナルはサーフィンだけだったけど、本作はオザキ8といういろんなジャンルで自然に挑戦します。
ですが、スピリチュアル臭いのは変わらないです。オザキさんは反捕鯨活動やって捕鯨船に捨て身で進路妨害して死んでしまってます。まさに自爆テロ。そんなオザキを申請カリスマ視するスピリチュアル脳かつ運動能力だけはバリバリの犯罪者とFBIの間のアクションといえば聞こえがいいですが、100%&スピリチュアル映画と言っていいでしょう。

映像だけ楽しんでストーリーは忘れるのが正解の作品です。

2016/2/20 Saturday

オデッセイ

Filed under: - dekaino @ 20:27 このエントリをはてなブックマークに追加 祉い里呂討Bookmark被リンク数

オデッセイを観ました。SF小説火星の人をリドリー=スコット監督が映画化しました。日本でも最初からSFであることを全面に押し出す宣伝がされた珍しい例の映画です。
でも、邦題の「オデッセイ」はダサいしわかりにくいですね。原題は原作小説と同じ"THE MARTIAN"です。
本編内では一度のオデッセイなんてセリフ出てきません。どちらかというとロビンソン=クルーソーの方が近い話です。火星には黄金の羊毛もスターゲートもありません。

基本的ストーリーは予告編や宣伝で明かされている通り、火星に一人だけ取り残された宇宙飛行士兼植物学者のワトニーが火星で長期間サバイバルして地球に帰還するまでの話です。

わたしはだいぶ前に原作を読んでました。もともとはネット小説だったんですよね。
原作SF小説 火星の人
和訳本がハヤカワから出てましたが絶版。映画化をうけて上下2巻に分冊した新版が出ているようです。
細菌の速さ皮はコスい商売するね。

映画版のストーリーと原作は大筋は同じですが、細部はかなり違っています。
特に失敗するあたりが相当違っていて、原作ではワトニーのポカミスが結構あってしかもそれが取り返しつかない失敗だったりして本人も相当へこむのですが、映画版だと、ワトニーに責任がない失敗ばかりです。せいぜいワトニーの不注意でヒドラジンを燃やすときに爆発しちゃったくらいかな? 輪とニーの責任の失敗。
確信犯的にワトニーを超人のように演出しています。

それから個人的に残念なのが、せっかく映像化するなら火星から見上げた夜空に地球と月がみえるシーンをやってほしかったですね。事故の直前直後なら火星と地球は相当に近い距離にあり肉眼で地球と月が分離して見えるはずなんですよね。それが200ソルもすれば太陽の反対側にいってしまいまったく見えなくになるって映像を入れれば直感的に火星と地球のアクセスが困難な時期って観客に理解させられたと思う。
ハードSFレベルの設定あるんだから、もうちょっと考えて演出してほしいです。
まぁNASAが単独で有人観測ゆってるあたりは全然現実性なくてハードSFではないんだけどね。

細かいことを言えばいろいろあるけれども、困難を切り抜ける超人的なヒーローの映画としてよく出来ています。懐メロの泣けるよね。宇宙開発競争で完勝した頃のアメリカを懐かしむアメリカの老人の琴線に触れる映画です。

2016/2/6 Saturday

シャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人

Filed under: - dekaino @ 13:02 このエントリをはてなブックマークに追加 激c若種潟若茵榊c2篋困里呂討Bookmark被リンク数

アミューあつぎシネマシャーリー&ヒンダ ウォール街を出禁になった2人を観ました。
邦題がすごく長くて今時のライトノベルみたいですが、内容はこのタイトルのまんまです。ちなみに原題は"TWO RAGING GRANNIES"、2人の怒れるお祖母さん といったところでしょうか。なんとなく20世紀前半の香りがするタイトルですね。

製作年は2013年。2009年のリーマン食後の米国の構造不況をうけて作られたフィルだと思います。
シアトルにすむ2人のおばあさん。どちらも電動車椅子に乗って移動しています。彼女らがアメリカの経済について疑問を持ち、いろんな人に聞いて回るというドキュメンタリー風の再現ドラマです。

基本的疑問 「いつまでもずっと経済成長できるの?」 ですね
これ 簡単に無理とわかります。土地も資源は有限だし、地球が大きくなるわけでもないのに未来永劫 経済が成長し続けるのは不可能です。でも資本主義経済の市場に関わる人たちはわざとそこから目を背けているんですね。そんなことはその時考えればいいさと愚かな考えで目先の利益だけを考えています。

お婆さん達は米国内でも優秀な人たちを集めているのになぜ彼らはそんなに愚かなのかがわからないわけです。
観客にもわかりません。

人の愚かさ、カネの魔力をテーマにしつつ、ギャグに逃げているような作風の作品です。

シンドバッド 魔法のランプと動く島

Filed under: - dekaino @ 12:44 このエントリをはてなブックマークに追加 激潟薛羈潟鎤兇里呂討Bookmark被リンク数

シンドバッド 魔法のランプと動く島を観ました。全三部作の第二弾。スターウォーズで言えば帝国の逆襲にあたるポジションです。

第一部の空とぶ姫と秘密の島に比べると同じ50分なのに密度が薄い感じがします。圧倒的に情報量が少なくて、第一部と第三部のつなぎの作品という作り方です。
海を走る青い馬  いかにもギリシャ神話らしいモチーフ 商人と旅人の守護神
正直 最初から最後まで全部見るなら本作の第二部は飛ばしてもいい感じ。魔法のランプを手に入れた、蒼井馬の妖精と仲良くなった というイベントをこなしただけになります。尺が短いんだからもうちょっと密度濃く作れると思うんだけど、予算も尺と同じでだいぶ少なくされているようです。

次回で最終決着らしいのでそれに期待というところ。

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