進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールドを観ました。長いタイトルですが、要は進撃の巨人 ATTACK ON TITANの後編です。
原作はよく知らないのですが、87分と短い尺に納めているのはGOODです。スピーディに話が進みます。
世間的には不評な映画デビルマンに例える人もいますが、確かにキャスティングから期待されるような演出にはなっていません。まさに映画デビルマンと同じ、期待を裏切って良質なアイドル映画として構成されているのです。
デビルマンにたとえれば、酒井彩名とか冨永愛とかを目立たせるのがプロデューサ視点での当然の期待なわけですが、そんなの無視で脚本も無視で、ひたすら渋谷飛鳥を愛でる演出。これがデビルマンはB級アイドル映画と言われる由縁です。
本作も同様に水原希子は切捨て御免されているのです。脚本をなぞったアクションはしますが、演出的に目立ちもしなければ見せ場もないのです。その代わりに桜庭ななみと石原さとみに演出が注力されています。あんなやさぐれた世界観の中で腹ぺこギャグと準主役の本郷君とキャッキャウフフさせてしまうなんて、樋口監督は意外と引き出しがあるんだな、そしてこういうアイドル演出が好きなんだなと思いました。
石原さとみのエキセントリックな演技も頑張ってます。石原はシン・ゴジラへの出演決まってるようですから、乞うご期待です。
頭を使わない娯楽作として楽しむなら後編だけ見ればよい感じ。特撮技術を楽しみたいなら前編だけ見ればよしです。
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