チャッピー
チャッピーを観ました。予告編に騙された系です。初の人工知能が危険だ、抹殺しろとか予告編で言ってたのに、単なる劇中報道番組のコメンテイターのセリフに過ぎなかったりして、そんな深刻な話ではありません。
メインストーリーは軍用の自律制御人型ロボット兵器に、自我を持つ人工知能を入れたら脱走して野良ロボットになっちゃったって、攻殻機動隊にあるエピソードの焼き直しみたいな話です。
野良ロボットと言っても育ての親がいて、これがヨハネスブルクのスラムのストリートギャング団というところが、ブロムカンプらしい工夫。これはギャグ映画です。SF風味はほとんどありません。
いきなり人間の意識までロボットに移送できたりしますが、コレ間違いなく自分は人間だと確信しててちょっとだけ記憶を引き継いでるだけの、ニセの自意識ですね。本当のソウルは天国だか地獄だかあの世だかに行ってますよ。
こうやって野良ロボットギャングが増えていくとそのうちアンドロ軍団みたいになるのかも?
一部残虐シーンをカットしてPG12に抑えたという報道がありましたが、確かに血みどろグロ系なシーンをカットした風な不自然さはあります。でも、本編にはまったく影響ないですね。だってギャグ作品だもの。
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