攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone
攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Aloneを観ました。早くもARISEシリーズの最終話です。
過去のARISEシリーズ(border:1 Ghost Pain、 border:2 Ghost Whispers、border:3 Ghost Tears)
前作Border3の2ヶ月後のクリスマスの季節が舞台です。どうやら大人の事情でクリスマスの頃の公開予定が9月公開と早まってしまったようですね。今年のクリスマスシーズン公開予定のラインナップは相当強力なのかな? それとも来年公開予定の攻殻機動隊の新作映画の制作体制を整えるためだろうか?
OZの魔法使いをモチーフとしたブリキ男とかカカシとか臆病なライオンなどのキーワードが出てきますが尻すぼみで、悪い魔女とかドロシーとかOZとかでてきません。黄色い道はちょっとだけでてきてたけど。まぁ、ただの雰囲気を出すだけの装置で深くは考えられてないのでしょう。OZって一筋縄ではいかない作品群だし、日本では最初期の部分しか知られてないので、難しいところです。ちょっと無理しすぎかな?
もう結末は公安9課発足ってことはわかってるので、どう風呂敷をたたむのかなと思ってましたが、サプライズがないまま無難に終わってしまいました。スケール感がTVシリーズの1エピソードなみです。もうどんな出来だろうが興行収入に差はないなという大人の判断でしょうか? 完全にプログラムピクチャー化しております。まぁそれでこの出来なら及第点と言えるでしょう。