STAND BY ME ドラえもん
STAND BY ME ドラえもんを観ました。いわゆる山崎貴ブランドですね。
監督はfriends もののけ島のナキの八木竜一。CGの出来はナキよりもさらにすすんで非常に自然。
スネ夫の髪型の解釈は3D CGでは最も難関だったと思いますが、あまりにもストレートな解釈。でもすぐになれてしまいます。もうテレビシリーズにそのままCGを導入してもいいくらいです。あと20年もしたらそうなるのかなぁ?
おとなの観客にも受け入れやすいように、声は新テレビシリーズの声優たちですが、設定が旧シリーズに近くしてあるようです。とにかくのび太がいる世界は昭和50年代そのまま。のび太の家の電話は黒電話だし、誰もケータイ持ってないし、学校も昭和スタイルだし。そもそものび太半ズボンだしね。
そしてそのたった14年後があの未来。ちょっと信じられません。40年は間が空いてるんじゃないの? のび太としずかの晩婚化にもほどがあります。
各エピソードはすでのある既存のエピソードにちょっと脚色した者ばかりで目新しい改作はありません。設定としてはドラえもんの強制プログラムくらいかな。
のび太結婚前夜の独身最後の夜パーティの出木杉が妙にふくよかだったのがリアルな演出と思いました。あーITベンチャー系の社長かなんかになったんだーって一発でビジュアルでわからせるってすごいっす。毎晩銀座でしぶしぶ豪遊してそう。社長もつらいよなー
しずかちゃんのお風呂シーンもありました。しずかちゃん ちょっと聖人化しすぎかな? あの女はもっと腹黒いよ。のび太もドラちゃんも思い通りに操る魔性の女だよ(旧海底奇岩城とか)。
設定上、ドラミの出る幕がなさそうなのが残念。
基本的に知ってる話ばかりなので表現の方に注目するしかありませんでしたが、それなりに楽しめました。
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