フライト
フライトを観ました。
アル中でコカイン中毒で、妻と離婚し息子との仲も悪い、でも腕だけはいいベテランパイロットのお話。

ポスターのデンゼル=ワシントンは渋い顔でキメてますが、劇中はずっと酒浸りでコカイン鼻から吸って女にだらしない典型的なダメ男。ただなぜか飛行機の操縦だけは腕利きというありがちと言えばありがちの設定です。
一度落としてから持ち上げる、ジャイアンが何か小さい良い事をするとものすごくいい奴に思える法則を最大限に活かすためか、とにかく同情の余地がないくらいにメタメタなダメ人間として描写されます。ポスターに騙されて観にいった人はビックリするよ。
酒やクスリに溺れてもすくわれない。そして副機長のように宗教に依存してもダメってあたりが本作のテーマなんでしょうか? 自分の弱さに正面から向かい合って自分に嘘をつかず正直になることが唯一の救いの道みたいな説教くさい話です。アメリカでよくある断酒会のシーンもあります。
最後は客観的にはハッピーエンドではないんでしょうが、本人と家族にとってはハッピーなのかも知れません。
一番悪いのは設計ミスをそのまま放置した飛行機メーカー/航空会社なんだけどね。
ダメ人間描写のために不必要にエログロ場面がありますので、小さい子どもには見せない方がいいかも。
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