龍門飛甲
龍門飛甲を観ました。邦題は「ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝」。直訳+ストーリー粗筋って感じの邦題ですが、まぁ誤解を招くことはないタイトルです。
あのツイハーク(徐克)監督、ジェットリー(李連杰)主演の3D武侠映画です。私はツイハーク大好きなんですよね。香港映画を知らぬガンダムオタク向けに言説明するなら、Gガンダムの無茶なノリがツイハーク節なんですよ。勢いで駆け抜けてしまう感覚がよい。
時代は明末。横暴を重ねる宦官や皇帝の子を孕んだばかりに殺されそうになった下級女官、砂漠の砂の下の西夏の遺跡が60年に1度に姿を現すという伝説やら、いろいろごちゃまぜのアクションストーリーです。
アクションだけではなく人間ドラマも入れこまれた大作です。登場人物が多かったり、ソックリさんという設定の一人二役もあったりして、なかなか複雑な話ですがそこは勢いで流してしまう、香港時代のツイハークらしさが出た作品です。ハリウッド進出の頃とはまた違った味付けです。
今回の3Dにおいて、アクションもかなり変わってます。とくに砂嵐の中の空中戦は一見の価値ありです。
ただ、字幕は人物名や地名が北京音のカタカナ表記で漢字じゃないのが残念。カタカナだと文字数ばかり長くなって情報量がスカスカになってしまうんだな。ユーじゃなくて雨、ジャオじゃなくて趙って書いた方がいいよね。リンは凌、スーは素。
下手に吹替えされなかったのは正解だったかも。
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