フランケンウィニー
フランケンウィニーを観ました。ティム=バートンの自作短編のセルフリメイクです。
まさにバートンの原点ともいえるストップモーション風CGアニメです。
3Dなのに白黒というアナクロさが突き抜けてて良い。白黒だから見難いということはなく、すっきり楽しめます。本当はどんな色なんだろうと想像で補って味わうのがよいでしょう。
フランケンさんちの隣がヴァンヘルシングさんって狙ったような住宅街のニューオランダが舞台です。住民はみんなオランダ系移民なのかな? ヘルシングはアムステルダム大学の教授だからオランダ系であってるけど、たしか本作主人公と同名のフランケンシュタインの怪物を作ったヴィクター=フランケンシュタインはスイス人だったよな…??
オランダ系に対する先入観のギャグなんだろうか? 日本人にはよくわかりません。
「科学は善にも悪にもなる。この国(USA)は科学を大切にしない。ただ科学の力を利用したいだけなのだ」理科の先生ジクルスキーのセリフが心に染みます。この先生がスラブ/ロシア系っぽいのも何らかの含みがあるんでしょうね。ハリウッド人の職人age、経営者/銀行家/政治家sageはある種の伝統ですね。
最初から最後まできっちり白黒。クライマックスでカラーになったりはしません。
単色だとコーデックによっては圧縮率がかなり良くなるんだろうか?
ティムバートン好きなら必見。そうでなくてもホラー度は低くファミリーで楽しめる作品です。
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