でかいの日記帳

2010/11/28 Sunday

マルドゥック・スクランブル/圧縮

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マルドゥック・スクランブル/圧縮を観ました。和製SF(ハヤカワ文庫JA)が原作で、コミカライズ版を別冊少年マガジンに連載中らしい。

どうも企画段階で紆余曲折があったらしく、65分という中篇級の尺で単館系公開されました。
かなり濃密なSF世界観をがんばって表現しているのですが、ココまでしか作ってません! 的な終わり方には唖然。ここまで堂々とまだ作ってませんエンディングやった映画を観たのはこまねこのクリスマス 〜迷子になったプレゼント〜以来です。
万能兵器のねずみウフコックの声を八嶋智人がやっているのですが、アニメ専門声優とは違った演技が新鮮でした。

尻切れトンボっぷりを楽しみたいマニアックな方にお勧め

2010/11/21 Sunday

劇場版ゲゲゲの女房

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劇場版ゲゲゲの女房を観ました。
NHKの朝の連続ドラマでも有名な水木しげるの妻の布枝さんの自伝を原作とした、水木夫妻の貧乏時代をつづった映画です。

NHK朝ドラでは鬼太郎のアニメ化などで成功し、水木プロ20周年謝恩パーティまでやりましたが、本作では、布枝の結婚から水木しげるがテレビくんを発表して貧乏生活から脱出するまでが描かれます。
NHK朝ドラ版はなんだかんだいっても水木しげるが主人公でしたが、本作はNHK版とは異なり、本当の意味で布枝夫人が主人公。ずっと布枝夫人の視点で話が進みます。

クドカンの水木しげるは常人離れしてる水木しげる像をうまくひょうげんできています。向井理の水木は話せばわかる印象ですが、本作の水木はある意味で常人には理解不能な価値観をもっています。
そんな水木を時には愛し、時には喧嘩し、強く生きていく昭和の妻。そんな布枝夫人を吹石一恵が見事に演じます。松下奈緒じゃこうはいかない。

調布にある水木の家は忠実に1960年代を忠実に再現していますが、それ以外の野外シーンは21世紀のままです。たとえば東京駅は平成の大改修中たし、調布駅前にはパルコがあるし、そこらの道端には大規模マンションがあったりします。この割り切りようがいさぎよずてシュール。まるで大学の映研が撮ったみたいな映像です。
あくまでも描写は布枝夫人の内なる心情。ほとんどセリフもないのですがよく表現されています。

娯楽趣向は薄く、何か賞とかとってしまいそうな完全に芸術系の映画です。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

Filed under: - dekaino @ 21:48 このエントリをはてなブックマークに追加 若祉帥若罩祉腱絎 PART1のはてなBookmark被リンク数

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1を観ました。当初は3D映画だとアナウンスされていましたが、途中でPART1は2Dのみ、3D映画となるのはPART2のみと方針変更されました。
長いシリーズの最終話の前半なのですが、過去シリーズの中で一番制作費が少ないんじゃないだろうか? リーマンショックはハリーポッター映画にまで影響を与えているようです。マグルどもの活動をあなどるなかれ。
今回は学園シーンはほぼゼロ。新聞でホグワーツの校長にスネイプが就任したと報道される程度しか出てきません。学園シーンって時間もお金もかかるんで、しょうがないのかな?
場所の移動も魔法の瞬間移動ばかりで、ドラゴンとか魔法の乗り物な気のきいたものは出てきません。スタートレックの転送と同じ理屈の制作費削減の工夫でしょうか?
まぁここまできたら、贅沢に作ろうが制作費しぼろうが、観客動員数に大差ないのかもしれません。

最後の対決を前に、どんどん重要キャラを淘汰していくそんなお話。
最近の地上波の映画枠なら編集して30分に圧縮するの余裕だと思われます。ロンとハーマイオニーの痴話喧嘩パートとか丸ごと不要。

なお、今回はエンドクレジットの後に後編の予告編はありません。制作費節約もココまでくるとアッパレです。

2010/11/15 Monday

ラスト・ソルジャー(大兵小将)

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ジャッキー=チェン主演のラスト・ソルジャー(大兵小将)を観ました。中国語タイトルは大兵小将。日本語にしたら「老兵と若将」あたりか?

細かいアクションギャグを交えた古代中国戦国時代を舞台にしたアクションロードムービーです。
全体的なプロットは真面目な時代物。へんな内功とか秘薬とか仙術とか出てきません。鄭問の東周英雄伝のような史実に沿った渋い作風です。
将軍役の王力宏(ワン=リーホン)の伊達男ぶりに対し、成龍(ジャッキー=チェン)の老人っぷりが際立ちます。
それから字幕が結構くどいです。太平と書かれた札にかぶせて「平和」とか字幕出さなくていい。太平も立派に日本語として通じる熟語だと思うよ。タイピンとカタカナすると別の意味になっちゃうけどね。

老成した魅力にあふれる作品。中国物が好きなシルバー層にウケがいいかも?

2010/11/14 Sunday

広告で振り返る厚木の変遷

Filed under: - dekaino @ 9:42 このエントリをはてなブックマークに追加 綺ф菴紊靴里呂討Bookmark被リンク数

厚木市郷土資料館で開催中の「広告で振り返る厚木の変遷」特別展をみてきました。
古くからの商業が発展していた街らしく貴重な古い資料をたくさんみることができました。

特別展の目録誌(有料)によると、先日亡くなった飯田氏の資料は飯田コレクションという名で保存され散逸はまぬがれたようです。特にクレジットがない文物はすべて飯田コレクション所蔵となっていることからも、膨大な資料が所蔵されていることがわかります。

特別展は入場無料。12月15日まで開催。

怪盗グルーの月泥棒

Filed under: - dekaino @ 8:13 このエントリをはてなブックマークに追加 違若羈ユのはてなBookmark被リンク数

怪盗グルーの月泥棒を観ました。3D CGアニメです。
原題は"DESPICABLE ME"、直訳すれば「卑劣な私」。関西弁でいえば「悪い奴やでぇワシ」とか「ロクでなしやワシ」みたいな感じでしょうか? 邦題は親ウケを考えたぬるいタイトルになっており、典型的な説明口調の悪い例みたいになっててとても残念。でも内容はとてもいいです。

盗賊団のボスであるグルーが盗みの作戦のために孤児院にいる3人の幼女たちを養子にしたことから始まるドタバタアクションです。ちょっとパワーパフガールズに似た設定ですが、違うのは同年代の幼女3人ではなく、年齢差がある三姉妹というところが新しい。この3人がもともと血縁があるのかどうかちょっと不明ですが、3人ともグルーの養子になった時点で姉妹扱いになるのは間違いない。

主役のグルーの声は笑福亭釣瓶、必然的にグルーは関西弁をしゃべります。長女格のマーゴの声はハーマイオニーの吹替えで有名な須藤祐実、あのいかにも優等生な声で反抗期と甘えん坊をおりまぜたツンデレ演技が絶品です。

グルーは原語ではGruらしい。いわゆるヒンズーの導師のこと。ってことは本名じゃなくて怪盗の通り名なのか? でも母親もグルーって呼んでいたような… すべての元凶はこの母親ってことか。月ロケットの夢くらい認めてやれよ。

バナナから作ったミニオン達もかわいい。子供がみても大人がみても楽しめる作品です。
ミニオン

2010/11/7 Sunday

牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜

Filed under: - dekaino @ 2:03 このエントリをはてなブックマークに追加 種GARO鐚 RED REQUIEMのはてなBookmark被リンク数

牙狼<GARO> 〜RED REQUIEM〜を観ました。
テレピシリーズから5年のブランクをあけて製作された劇場版。しかも3D版のみの上映とは、まさかこんな企画が通るとはビックリです。
どうもパチンコの牙狼GAROが好調なようで、そこらへんからお金が出ているみたいです。つまり本作で作られた映像素材はパチスロ新台に流用される可能性が高い。3D前提の素材ということは裸眼3Dパネルでも搭載した台でも開発されるのでしょうか?

ストーリーはテレビシリーズの外伝的な話。そもそもテレビシリーズに出てた役者は主人公と彼が持つ指輪(魔道輪)しか出てこないので、オリジナルシリーズとの関連は薄いです。
しかし、いかにも深夜テレビシリーズ的な安っぽさといかがわしさを感じさせる画作りで、いい意味で劇場版らしくありません。3D効果も3D専用として作られているのでいい感じです。
ゲストヒロインの松山メアリ(魔戒法師の烈花役)も新体操/バレエの経験を活かしたアクションがエロかっこいいです。同じバレエ経験者の佐藤康恵のような人外の魔女的雰囲気はないけど、とにかくかわいいのはいいですね。また、メガネをはずすというアイデンティティを危機にさらすほどの体当たりの演技をした、ホラーの被害者役の時東ぁみもいい演技をしています。
ただ、スーツアクターも別の人になっているのが残念。マーク武蔵のアクションが見たかった!

ちなみに馬はテレビシリーズ同様出番が少ないです。出番が少ないからこそのプレミア感がある黄金の馬。魔界騎士のくせに滅多に騎乗しないのがGAROらしいところです。

特撮映画としてはかなりよい出来。昼間っから深夜テレビ感覚に酔いたい方におすすめ。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 2 赤い彗星

Filed under: - dekaino @ 1:51 このエントリをはてなブックマークに追加 罘紕潟UC(潟若)/episode 2 莎ゃ綵のはてなBookmark被リンク数

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode2赤い彗星を観ました。episode1の続編です。
今回はオードリーの正体が明かされるところとシャアのそっくりさんの活躍あたりがストーリーのキモ。
絵はよく動きます。話は福井なのでまぁこんなもん? 期待しないで観てるので裏切られることもないです。

結構客は入っているようで、episode3も劇場公開する勢いです。鑑賞料を1200円と安く抑えているのも客の入りがいい理由のひとつでしょうか?

時間と金が余っているガンオタなら観ておいてもいい作品。

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