アーサーと魔王マルタザールの逆襲
アーサーと魔王マルタザールの逆襲を観ました。
アーサーとミニモイの不思議な国の続編です。第一作に比べてしょぼい印象。いや製作国のフランス語版はそうでもないようですが、日本語版は吹替えキャストのグレードダウンっぷりが非常にショッパい。
ヒロインのセレニア姫は前作は戸田恵梨香だったのに、本作では無名の声優さんになってしまいました。
これは英語版でも同様で、セレニア姫はマドンナがエロ声だしまくりだったのに、本作はこれまた無名女優に変更。敵ボスのマルタザールがデビッド=ボウイだったのも無名俳優に替わってます。
日本語版のマルタザール役は前作から引き続いてGACKTが演じているので、これでも、日本語版のキャスティングはまだ英語版よりはがんばっているようです。
やっぱ予算がないのかなぁ
本作の重要なポイントはほとんど広報宣伝で触れられていない事実「本作は単なる続編ではなく、三部作の第二作である」ということ。しかもスターウォーズ帝国の逆襲みたいに完結編へのヒキは残しつつ、単体の作品としてもちゃんとオチをつけているのではなく、思いっきり風呂敷広げて投げっぱなしエンディングです。えーここで終わるのか!って感想間違いなしの放置プレイ。
もし本作画興行不振で3作目の製作がキャンセルされたら目も当てられません。ロトスコープアニメ版指輪物語の轍を踏むことがないよう祈るばかりです。