でかいの日記帳

2010/5/2 Sunday

いばらの王 King of Thorn

Filed under: - dekaino @ 21:47 このエントリをはてなブックマークに追加 違 King of ThornのはてなBookmark被リンク数

いばらの王 King of Thornを観ました。
コミックビーム連載の同名マンガが原作らしいのですが未読。何の予備知識もなしに観ました。

感想、ただの妄想設定+枚数使ったアクション作画アニメ。まったくドラマ性がありません。
SF的にもセンス・オブ・ワンダーはないし、どんでん返し的なものも非常に弱い。
ひたすら世界観を説明し、主観的表現をできるだけ減らしてわかりやすく、時系列順にイベントをこなしているだけの映画でした。

なんなんだろう? さすがに公開館が少ないだけはあります。作画はいいので大きい劇場で観る価値はないとはいえませんが、お金はもったいないかも。

原作忠実度ってどのくらいなんだろう? もし忠実に再現しているのなら原作マンガもクソです。

2010年版タイタンの戦い

Filed under: - dekaino @ 21:27 このエントリをはてなブックマークに追加 2010綛雁帥ゃ帥潟のはてなBookmark被リンク数

2010年版タイタンの戦いを観ました。
かの有名なハリーハウゼンのタイタンの戦い(1981年)のリメイク作品です。
旧作では人形アニメで動きまくるモンスターをみせるだけで評価されましたが、CGが安く当たり前に使える現代においてモンスターだけで作品を成立させるのは困難です。本作は旧作のリスペクトしてすべてのモンスター達を21世紀流に再現した上で、人間キャラのドラマ部分の肉付けを行ってA旧作品として見事にリメイクしています。

本作に出てくる人物、モンスターの大部分が星座になっているので、それを探してみるのも楽しいかも。
大サソリを倒すのを狩人達が手伝うのも、ギリシャ神話原典で大サソリを倒したオリオンが狩人だからですね。どっちも星座になってます。

ちなみに旧作リスペクト度はかなり高いです。最後のボスキャラのクラーケンは実は北欧神話のモンスターで、ギリシヤ神話原典ではアンドロメダ王女を襲うのは化け鯨(ケトゥス)で星座とでもクジラ座です。ところがなぜか旧作でクラーケンという名前で登場しました。それゆえ本作でももちろんクラーケンで出ているのです。

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