サブウェイ123激突
サブウェイ123激突を観ました。
原題はTHE TAKING OF PELHAM123です。PELHAM123は乗っ取られたNY地下鉄の編成番号。PELHAM駅を1:23PMに出発する列車だかららしい。
かなりテンポがよいアクション映画。ニューヨークの地下鉄がジャックされるストーリーで、24のように実時間と上映時間が同期している感じ。本作の上映時間は105分なので、105分の間に事件が発生して決着がつくという具合。
とにかく余計な要素を織り込まずシンプルに徹しているのでわかりやすいです。近年の流行のリアリティ番組調というわけでもなく、変にグラグラ揺れるハンドカメラで撮ったような絵はなく、きっちりかっこいい構図の絵が楽しめます。
今は使われていない古い駅施設やらなにやらニューヨーク地下鉄のいろいろな部分がみられるので、アメリカにも鉄道マニアがいるなら大喜び間違いなし。24時間終日運行しているので、こういうイレギュラーな事件が起きると大変なんだろうなと余計なことまで考えてしまいます。
主犯が何を目的としてこんな事件を起こしたのかいまひとつハッキリしないところが、またリアルといえばリアルなのでしょうか? アクション映画としてはよく出来た作品。