ウォーリー
ピクサーの劇場アニメウォーリーを観ました。
700〜800年後の未来、環境破壊された地球から人類が逃げ出した世界の話です。SF考証的にはかなり綿密な設定がなされており、ハードSFといってもよい世界観が構築されています。特に冒頭のウォーリーの700年間続いたであろう日常生活の描写はSF的にセンスオブワンダーにあふれています。
おそらく同じ時期に設計されたはずのウォーリーとイヴ(イヴァ?)はかなりの性能差があります。量産の家庭用ロボットと金持ち層向け宇宙クルーザーの備品ロボットでは違って当然なのかな?
しかも両者のコミュニケーションがかなり非対称。ウォーリーはほとんど片言の英語しか話しません。西部劇の教養がある白人開拓者と地元のインディアン娘との交流みたいな感じ。しかし後半で700年間の歳月で得た経験によりかけがえのない叡智を得たロボットであることが暗示されます。
ウォーリーのデザインはショートサーキットのNo.5にそっくり。リスペクトでしょうか? No.5はシドミードのデザインです。それを思うとSFっぽい本作にふさわしいのかも。

現代の物質文明に対する強烈な風刺がかなりきつい作品。それでも結局はロボットより人間が偉いんだというあたりがいかにもアメリカ映画です。
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人間>>>ロボット>>>社畜
Comment by kaz - 2008/12/21 Sunday @ 2:18