富士山一周 鉄道の旅
青春18きっぷというものがありますが、残念ながら10月は使えません。
しかし10月には鉄道の日記念・JR全線乗り放題きっぷというものがあります。
これは10月4日から10月19日までの間だけ使用できる企画乗車券で、使用ルールは18きっぷとほとんど同じ。異なる点は3枚綴りであること、価格が9180円(1枚あたり3060円)、使用可能期間が違うの3点だけです。18きっぷよりやや割高ですが、3枚綴りなので余ってしまう心配は減ります。
海老名市にあるのに厚木駅。通称ニセ厚木。
10月11日朝、この厚木駅から出発しました。
改札で、出発駅の駅印が切符に捺印されます。
08:02発相模線下り茅ヶ崎駅に乗ります。いきなり単線&半自動ドア(車体外にあるボタンを押さないと扉が開かない)というローカル色満点のスタート。
08:26茅ヶ崎着。ここで東海道線に乗り換え。
08:37発東海道線下り熱海行きに乗りました。
09:30熱海着。ここでJR東日本とお別れ。ここから西はJR東海エリアです。
駅にいた伊豆急行の車両。残念ながらJR全線乗り放題きっぷでは伊東までしか行けないので今回はパスです。
09:36発島田行きに乗車。
JR東海になると東海道線といえども思いっきりローカル線の香りがします
10:16富士駅着。ここで身延線に乗り換えます。
富士駅のまわりは工場が多く、貨物用の引き込み線もたくさんあります。
ここで20分の待ち時間があるので改札の外を散歩しました。
駅前にいきなり王子製紙の工場があります。
ですが、駅前のショッピングセンターがつぶれていたりしてかなり商業的には寂れつつあるようです。静岡県の東海道沿線はどこも衰退している印象。
北口のコンコースに出たら謎の像を発見しました。
「飛躍」らしいです。さっそく真似てみます。
10:36発身延線甲府行き。
富士から甲府までの直通普通電車は希少です。
これを逃したら2時間くらい甲府への到着が遅れてしまいます。
この電車は甲府直通なので車掌がいましたが、普段はワンマン運転しているようです。車両内に整理券発券装置がありました。今回は車掌がいるので活躍することはなかったようです。
身延線は富士川の東岸に沿って進みます。東京電力と中部電力の営業エリアの境界の東電側、つまり50Hzゾーンぎりぎりを走る鉄路です。
途中の身延駅では11:49着12:12発と23分の停車時間があります。改札の外に出てみました。しかし昼ごはんを食べるほどの余裕はなし。
駅のすぐ近くに富士川が流れていて素晴らしい景色。
甲府駅には13:23着。富士駅から3時間弱の鈍行旅行でした。
とにかく空腹なので、駅前の有名なほうとう店の小作で昼食。
信玄セット(かぼちゃほうとう+松茸ご飯)
きのこほうとう
どちらも大変美味です。
食後は腹ごなしに駅近くの鶴舞城に散歩
富士山がきれいにみえました。
甲府14:48発中央本線上り高尾行きに乗車し、勝沼ぶどう郷で下車しました(15:13着)
ここから徒歩で甲州市勝沼(旧勝沼町立)ぶどうの丘まで15分。天然温泉やワインの試飲を楽しみました。
帰る頃にはきれいな夕焼け空。
勝沼ぶどう郷駅の駅舎も赤く染まります。
17:25発立川行きに乗車し、18:45に八王子で下車。
18:52発の相模線直通の上り電車に乗って、出発駅の厚木駅に到着したのが19:40でした。
これで富士山の周囲を鉄路でぐるっと一周するというJR全線乗り放題の旅を終えました。
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