首藤剛志のポニョ批評
前にも紹介した脚本家首藤剛志のコラムで宮崎駿の崖の上のポニョの話が出てきました。
→シナリオえーだば創作術 第160回の末尾 昨日の私(近況報告というより誰でもできる脚本家)コーナー
一応は名を伏せているのですが、誰が見ても宮崎駿とポニョのことだとわかります。たしかに脚本家からみたらシナリオが壊れているんでしょうね。しかも完全に感性にだけ頼った作りではなくて変にストーリーを作りこもうとして結局破綻しているあたりがお気に召さない様子。たしかに技術論としてはとても正しい。なぜ大ヒットするのか疑問なんだろうな。私も疑問に思います。
何よりすごいのはこのコラムが連載されているアニメスタイルは徳間-ジブリ系のサイトだってこと。昔はジブリのwebサイトの中の1コンテンツだったりしました。→アニメスタイルとは
身内だからここまでつっこめるのか、それとも「そんなの関係ねー」な首藤氏だからなのか、ほんとあらゆる意味ですごいと思うコラムです。