でかいの日記帳

2008/5/30 Friday

チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

Filed under: - dekaino @ 22:16 このエントリをはてなブックマークに追加 c若若祉c純潟冴祉爾里呂討Bookmark被リンク数

チャーリー・ウィルソンズ・ウォーを観ました。
Charlie Wilsonという米連邦下院議員を務めた実在の人物が主人公の物語です。実話を元にしたというより、正確にはチャーリーウィルソン本人が書いた自伝を原作とした映画です。

本作品はストーリーというより、登場人物のキャラクターが見所です。主人公のチャーリーだけでなく、CIAエージェントのガスや、国防委員会のドク=ロングなど各登場人物が魅力的に描かれています。

アフガンの難民キャンプを視察して感銘を受け、大規模援助を決意したというくだりは、原作が本人の自伝だけにちょっと美化しすぎかもしれません。ソ連軍がやったのと似たようなこと米軍がベトナムでやってたのは当然知ってたわけだし、自伝にはかけない別の思惑があったのでしょう。政治はきれいごとではすまないようです。

CIAから表彰されるときに、civilianを表彰するのは初めてだというシーンがありますが、字幕では「民間人」となってました。現職の議員を民間人というのはちょっと日本語としては違うかなという気がします。軍人ではないという意味でcivilianのいい訳語ってないんでしょうか? 一般にはあまり使われてない「文民」しかないのかなぁ? ここは素直に「軍人じゃない人を表彰するのは初めてだ」くらいにすればよかったのかも。でも字数が増えてしまうからムリかな? ちなみに字幕は松浦美奈先生です。

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