10000B.C.
10000B.C.を観ました。邦題は紀元前1万年。あのハリウッドゴジラの監督のローランドエメリッヒ監督作品です。
考古学的には無茶苦茶なおバカ映画です。科学考証はギャートルズ級と思ってOK。この映画の世界では北極星はマイナス2等級ぐらい明るいし、北極星の高さから換算するに、ヤガル族の土地は雪国なのにかなり低緯度のようです。
でもマンモスとかサーベルタイガーのシーンは金をかけただけあって迫力満点です。
悪役の神の山の一族、悪役っぽくするために女子供は出てきません。ひたすら奴隷を酷使する悪いヤツ、アメリカ映画らしいわかりやすい敵役です。主人公は奴隷達を扇動して反逆を起こし破壊するだけしまくって故郷に帰ってしまう。正直どっちが残虐非道かわからない根っからの破壊者は主人公の方かも知れません。
柳田理科雄のネタ元としてはものすごいハイレベルな作品。