魔法にかけられて
魔法にかけられてを観ました。
手描きアニメと実写を混ぜた作品。たとえていうならまんがはじめて物語とか恐竜探検隊ボーンフリーとかプロレスの星アステカイザーみたいなものです(たとえが古い!)。
ディズニー的ファンタジー世界をパロディしまくったドリームワークスのシュレックを見返すようなセルフパロディー的な作品で、やはり本家がパロディーするので容赦ないです。そして今のディズニーが出来ること、そして出来ないことをちゃんと理解して作られています。
まず手描きアニメパートが往年のディズニーアニメを忠実に再現していてすばらしい。影の描き込みしっかりされています。でもボリューム的には20分もないですね。残念ながら今のディズニーがもつ製作能力ではこのクオリティはこの長さが限界、もはや長編手描きアニメを作ることは出来ないのです。そこを割り切ってアニメパートと実写パートのハイブリッド映画にした発想がすばらしいと思います。
ディズニーランドで踊りまくってるダンサーを連れてきたのか、セントラルパークでのミュージカル調ダンスシーンもよくできています。
またパロディーの元ネタはディズニー作品に限らずいろんなものもあります。キングコングまで出てきてびっくりでした。
最近のアメリカ映画によくある路線の子供が見ても楽しめて、付き添いの大人にも楽しめるつくりになっています。でもちょっと恋愛ストーリーがオマエラ高校生かよっいうくらい青臭いです。弁護士ならもうちょっとちゃんとしようよ。
近年のディズニー作品の中では一番出来がいいんじゃないかなと思います。ナルニア物語観るくらいなら本作を観るべし。
1件のコメント »
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これはなかなか出来のいい映画でした。3人とも(プリンセス、プリンス、弁護士)なかなかキュートでした。けど、結局美人が選ばれてしまうんですよね、、、おばさんとしては、可愛そうな弁護士の婚約者にちょっと感情移入してしまいます。
Comment by 映画好き - 2008/4/9 Wednesday @ 7:43