マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋
マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋を観ました。
ダスティン=ホフマンやナタリー=ポートマンとかなり贅沢なキャストです。
ストーリーは一言でいってしまえばオモチャ屋の代替わりのゴタゴタもの。ちょっとハショリ過ぎかもしれないけどそんなにははずしていないはず。
一見子供向けのようですが、大人が観ても楽しめます。どちらかというと老人向けな感じ。アメリカ映画市場でも老人が見に行く映画は儲かるという傾向があるようで、マーケティング的に老人ウケをかなり綿密に考えてあるようです。
日本では木村カエラのJasperを映画主題歌としてタイアップする宣伝手法がとられていますが、劇中にはまったく流れません。それどころか吹替版のクレジット表示中ですら曲が流れないと、ナウシカにおける安田成美的な扱いされてます。
映像的にはかなりよい出来です。アメリカでメジャーなオモチャメーカーとタイアップしていて、実際に売られている有名なおもちゃ(レゴとか)が特撮で動きまくるので子供は喜ぶと思います。でも日本おもちゃメーカーのは無いみたい。残念。
まぁタカラのおもちゃが動くところみたいならトランスフォーマー観ればいいから、別にいいのかも。
日本語版ではまったく訳されてないのですが、各キャラクター名は長い説明付になっているのが面白いです。絵本みたい。
マゴリアムおじさんは、Mr. Edward Magorium, Avid Shoe-Wearer (熱心な靴愛用家)
エリックは、Eric Applebaum, the Hat Collector (帽子収集家)
モリーは、Molly Mahoney, the Composer (作曲家)
ヘンリーは、Henry Weston, the Mutant (ミュータント!)
ってな感じですべてのキャラ名に説明句がついてます。
まぁ映画を観てればわかることではあるんだけど面白い。
ついでにクレジット表示のスタッフも似たような感じの説明句がついてるというちょっと面白い趣向になっています。
良くも悪くもいろいろ凝った作りようです。