劇場版 自虐の詩
劇場版 自虐の詩を観ました。
4コマ漫画を原作に劇場版まで作るのはなかなか大変。過去には「がんばれタブチ君」シリーズという秀作もあるが、ほとんどはハズレ。
でも本作はなかなかいい線いってます。原作の偶然の結果ともいえる面白さと深さの混在具合がいい感じに映像化できています。
客観的に考えれば救いのない話なのだけど、なんとなくそれが人生と思えてしまう不思議。まぁやっぱり他人事だからこそではあるので、あまり感情移入させない距離感を保ちながら淡々と描写する感じがいいのだろうか?
最後の方はかなり泣かせに入ってる風ではあるけれども、やっぱりこれが他人事ではなかったらないてる場合じゃない悲惨な話ではあります。
阿部寛・中谷美紀も巧いけど、高校生時代の子役たちもかなり巧い。子役マニアは必見。
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悪魔の詩?
Comment by kaz - 2007/12/2 Sunday @ 3:49