大統領暗殺
大統領暗殺を観ました。邦題をブッシュ暗殺にしようとしたら映倫が認めなかったって事件でちょっと話題になった作品です。
近未来(2009~2010?)に作られたドキュメント番組というフォーマットで、2007年10月に発生した大統領暗殺事件について検証するという、リアル志向な作り方をしている映画です。日本ではちょうど事件発生したとされる月に公開になりましたが、アメリカでは去年に公開されています。
やはりこの手の作品は風化がはやいのですが、1年にして一部は風化してますね。少なくとも2006年の中間選挙で共和党が大敗して上下院とも民主党が過半数をとってしまうという未来が折り込まれていません。2006年前半だと愛国者法が永続法化されるなんていう空気だったんだろうなと思わせてくれますが、今となってはリアリティはだいぶダウンしていると言わざるを得ないでしょう。
しかし、よくまぁこんな作品つくったなぁとは思いますね。イギリス・アメリカ合作ですが、アメリカ単体だけでは無理だったかも?
字幕が大変丁寧に気を使った役になっているところが好印象。もしも戸田奈津子女史が手がけていたら大変なことになっていたことでしょう。
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