プレステージ
プレステージを観ました。
以前紹介したクリストファー=プリーストの奇術師というSF小説の映画化です。
小説はかなりの大作で複雑な構成をとっていてとてもとても数時間の映画には収まらないボリュームがあります。当然映画はかなりシナリオがシェイプアップされていました。基本的なプロットは同じですが19世紀末に流行ってた怪しい交霊術が削られていたのは残念。またニコラ=テスラが全然まともな人間になってたのも残念。あれじゃタダの善良な科学者だよー もっとうさんくさくしろ!
クリストファー=プリーストの、事実はひとつでも立場によって見え方がまったく違うというひたすら相対化して記述する独特の作風が、やはり映画では影も形もありません。ただのライバル同士の争いになってしまっています。まぁそれはそれで面白いのですけど。特にテスラの装置のビジュアルはなかなか派手でよかったです。
軽いミステリー物としてはそこそこいい出来です。
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