カリブ海の海賊・世界の果てにを観ました。
呪われた海賊たち、死者の宝箱に続くシリーズ3作目。マトリックスやスターウォーズのように一応3作目で決着がつけて一区切りつけた形になっています。
オールスター総出演状態の盛りだくさんの内容で上映時間も170分とボリューム的にはすごいのですが、マニアックなネタが無秩序に散りばめられた、いまいち散漫な印象の仕上がりです。なんというか、テレビドラマの映画シリーズ、たとえば踊る大捜査線シリーズのような軽薄で底が浅い感じです。単純にアクション映画として考えるなら2作目の死者の宝箱の方が数段上でしょう。
一応、レギュラーキャラの人間関係についてはそれなりの決着が着きます。
でも、だからどうした? と思ってしまう私はカリブ海の海賊シリーズへの思い入れが足りないんだろうな。