仮面ライダー剣(ブレード)
本日仮面ライダー剣(ブレード)が最終回を迎えた。
前半は、実写版セーラームーンにリソースをとられたのか、スタートから脚本も演出もずっと低調ムードのまま。初夏は毎年恒例の映画製作のため役者とスタッフに負荷がかかり、ますます品質低下。かなりやばいことになってました。
正直、ブレードは映画作ってる場合じゃなかったんじゃないかね。
このままでヤバイと思ったんでしょうか、去年の暮れ頃から露骨なテコ入れが入り、プレゼント攻勢(放送後60分限定のクイズ懸賞サイト)とか、途中から見ても大丈夫にする構成、予算をぶちこんで映画並みのエキストラ動員(ダークローチがうじゃうじゃと!)etc… いろいろと手が打たれました。でも、大量のダークローチだしても効果があったとは思えず、いきなり上から降ってきた予算増をうまく消化できてないのが見え見えなんだよね。
だけど、途中から見ても問題ないように入れた各回の冒頭導入部は非常に出来がよく、まったく違和感がなかった。ある意味ものすごいいい仕事をしています。しかし悲しいことに所詮は火消し仕事なんで、シリーズ全体を盛り上げることに貢献できたかどうかは微妙なとこです。結局、いい仕事したんだけど面白くないという、かなり悲しい結果に終わってしまったのかも。
ちなみに、私なりの過去シリーズ評価
よかった: クウガ 555 アギト
ダメダメ: 龍騎 剣
来週から始まる仮面ライダー響鬼には期待してます。
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