くるみ割り人形と秘密の王国
1ヶ月フリーパスポートふたたび シリーズ第1弾
くるみ割り人形と秘密の王国を観ました。ディズニー製作の実写映画です。
言わずと知れた有名なバレー演目でチャイコフスキー作曲の楽曲が有名な作品。ディズニー風にアレンジしてあります。
最初のセリフから気になったのですが、みんな発音がイギリスくさい。Candleをカンドルと言ってるなーと思ってたらやはりというかロンドンでの話って設定に脚色されていました。おおもとの原作童話ではドイツだかオーストラリアあたりの貴族の家の話だし、バレーならロシアあたりの話になりそうだが、これまたなぜロンドン??
まあいま貴族制が残ってる国ってヨーロッパではUKくらいしかないですからね。そういう意味では21世紀的な脚色です。
主役のクララ役のマッケンジー=フォイがとにかくかわいい。本作のうりはこれです。これ以外にないとも言えます。
今風の作品らしくドロッセルマイヤー伯父様もくるみ割り人形の兵隊も黒人になってます。まあいまどき全員白人というのは子供向け映画では無理なんでしょう。
正直北米では受けは悪いようです。自分個人的には楽しめましたが本作は原典のバレー作品を知っていないと楽しめない構造になってます。曲とかもちゃんと原曲を今風に解釈してアレンジされているわけでそこの違いを楽しむ的な作品になってます。
つまり、子供が観てもつまらないのです。わけがわからないでしょう。ディズニーのクリスマス映画としては致命的ですね、子供に観せるなら同じディズニーでもシュガーラッシュの方がいいですよ。
または昔のサンリオの人形劇のくるみ割り人形がおすすめです →2019年正月休みはGyaoで無料配信しているそうです。
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