かぞくいろ−RAILWAYS わたしたちの出発−
かぞくいろ−RAILWAYS わたしたちの出発−を観ました。RAILWAYSシリーズの第三弾だそうです。有村架純とか桜庭ななみが出演しています。
RAILWAYSというだけあって本作も鉄道車両の運転士の話です。有村架純が第三セクターの肥薩おれんじ鉄道に入社して運転士の免許を取得して一人前の運転士になるまでが基本のストーリーラインです。
ですが、8割は不幸な話、残り2割は不幸と不幸の間の晴れ間って感じのなかなか世知辛いストーリーなのです。
これでもリアルに比べればまだフィクション補正が働いている感じで、マジで地方でシングルマザーが生きていくのはつらさの連続なんですよね。リアルなら狭い人間関係であっという間に個人情報が噂で地域に広まってしまうと思うし、コブ付きの若い後家さんがいるなんて話が広まったら、ろくでもない中年独身男の突撃を受けまくる気がします。有村架純が中年独資男の突撃受けまくったらそれだけで映画になりそうだけどね。
とにかく脚本の出来がよくて素晴らしい。演出も抑え気味でいい感じです。
ただね、固定電話で留守電鹿でなくて連絡つかないときは、電報使うといいと思うんですよ。住所さえわかっていればほとんどの場合連絡つきます。
いろんな問題があっても負けずに生きていく人を応援したくなる映画です。