華氏119
華氏119を観ました。マイケルムーア監督のドキュメンタリー映画です。原題はFAHRENHEIT11/9です。11/9は中間選挙の投票日11月9日を意味しています。
トランプが大統領になったヒラリークリントンvsドナルドトランプの大統領選の様子から2年間弱の施政について淡々と説明します。
一番怖いのはフリント市の民営化された水事業の話。健康被害が出るほどの低品質な水に市民が苦しめられます。なぜかGEの工場にだけは洗浄水として従来と変わらない高品質な水を供給している事実。そしてそれを追認するようなオバマ大統領(当時)などが紹介されます。
最後にそれらの現政権と戦う反対運動のリーダーや連邦議員選に新たに立候補する候補などの話。映画の中では選挙の結果は出ていませんが、2018年中間選挙では初のムスリム女性の候補としてイルハン・オマル氏とラシダ・タリーブ氏が当選したし、下院は民主党が多数をとりました。
日本ではなぜか中間選挙後に公開となった映画ですが、日本ではあまり報道されていない内容なので、ドキュメンタリ映画としてまあまあ楽しめると思います。
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