ぼくの名前はズッキーニ
ぼくの名前はズッキーニを観ました。フランスの人形アニメです。
孤児院の話なんですが、はっきり言ってそんなに明るい話ではない。出てくる子供たちはみんな暗い経験/過去を持っていて、事情により親と一緒に暮らせない子供たちばかり。それでも子供らしく時には明るく生活している様子を丁寧に描写していて好感が持てる作品です。
人物の造形はものすごく頭が大きい2〜2.5頭身になってて、そのに合わせて家とかクルマも不思議な形にデフォルメされているのが楽しいです。
タイトルは主人公のあだ名がズッキーニ(フランス語でクージェッテ)からきています。このあだ名は母がつけてくれたあだ名でとても大事にしています。
いかにもおフランスで、孤児院の先生とバスの運転手で出来てて業務中にもハグしてて、最後には子供までできちゃいます。子どもたちは僕らの妹が生まれたと大喜び! いかも10才いってない子供たちの間でも惚れたはれたやっちゃうあたりがフランスです。
一番年上で暴君的にふるまうシモン君が実はとても繊細で泣かせます。でも警官は大嫌い、警察はシモンの父を逮捕したから。
不幸な運命に負けずに生きる子供たちが素晴らしい作品です。
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