ゴールド/金塊の行方
ゴールド/金塊の行方を観ました。実際にあったBre-X社のブサン近郊詐欺事件という実話をもとにした作品です。
歴史上最大の埋蔵量と予想される金鉱発見の報でマネーに狂う人々の間に狂乱が生まれます。
祖父の代から細々と鉱山事業をやってきた主人公が赤貧から大金持ちへと超変化。大騒ぎとなります。
鉱山に関して国家レベルの綱引きがあり裏のかき合いの末、実は近郊の品質は低く採算が取れないことが知られることで損害を被った人々から訴訟され泥仕合となります。そして失踪する地質学者、謎が謎を呼ぶストーリーはほぼ実際の事件をなぞっています。
日本ではあまり知られていませんが米国ではワイドショーネタで有名な事件です。
オチの部分だけ本作のフィクション的オリジナル要素がありますが、それを救いとみるか悪者のしたたかさとみるか?
映画ネタとして格好の事件をうまく映像化した作品です。
ただ、ブリーフ姿の中年男性の絵ばっかりだしやがって、そこはイマイチであります。
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