ローガン
ローガンを観ました。X-MENで最も人気が高いウルヴァリンの本名がローガンです。
そのローガンに加えて、プロフェッサーXことチャールズが要介護の老人として出てきます。演ずるのはパトリック=スチュワート。パトリックスチュワートがメインキャストで出てくる映画はかなり久しぶりです。
遺伝子の突然変異を防止する仕組が全世界に流布された結果、もう新しいミュータントが何十年も生まれてきてない世界。いわば人間vsミュータントでは人間が圧倒的勝利をした世界が舞台です。
プロフェッサーXは強力なテレパシーや念動力を使う超能力者ですが、年老いてぼけ老人となり超能力が暴走しかかっています。そのため定期的に服薬しており薬の副作用の姓で意識が混濁している状態。なんか老人介護のリアルを追及しているような設定です。
ウルヴァリンはアメリカとメキシコの国境の近くで、アメリカ側でリムジンの運転手をしながら小銭を稼いで、メキシコ側の隠れ家でチャールズを介護しています。二人の夢は金を貯めてボートを買って新天地の島で暮らすこと。
うーん、これヒーロー映画なんでしょうか??
そんなところに、とても素行の悪い少女が登場。名前はローラ。なぜかウルヴァリンと同様の能力を持っています。
彼女を安全なところまで運ぶため、敵に追われながら逃走劇を始めます。
アクションシーンはかなりグロテスク。首がぴょんぴょん飛びます。レイティングがR15+になってるのも当然。完全にハイティーン向けの作品です。
ヒュー=ジャックマンがウルヴァリン/ローガンを演ずるのも本作が最後ということです。
そういう意味でもエポックメイキングな作品です。