夜明け告げるルーのうた
夜明け告げるルーのうたを観ました。湯浅政明監督のアニメ映画です。
いやぁ湯浅成分全開の映画です。しかも寂れた漁港の町で暮らす中学校3年生の夏休みの話です。進路に悩む青春ものですよ!
ギャグあり歌ありダンスあり人魚あり。ポニョと被る要素が多分にある気がするのだけれど、たいして深刻なムードにならないあたりが今風かも知れません。
ポニョと違って不老不死で日光にあたると燃えてしまう、噛まれた動物も人魚になってしまうあたりも今風…かな? 人魚って海のゾンビなのか? おい。ゾンビが歌って踊るってマイケルジャクソンっぽいですな。
本作 TOHOアニメーション作品で、気合い入れてスクリーン数を確保してるので、中高生の琴線に響けば、夏休みまでロングランで「君の名は。」の大ヒットもう一度がありえます。というか完全に狙ってますよねコレ。
そうそううまくいくかどうかわかりませんが、本作はシナリオも絵作りも素晴らしいので多くの人に観てほしいです。
いまいち宣伝が深夜アニメ枠だけに偏ってる気がして不安ではあるんですよね。フジテレビもカネ出してるなら少しはプッシュしてあげればいいのに…
最後に一言いいたいのは、港町にいる小動物と言えば犬じゃなくて猫なんじゃないの? ってポイントです。
水鳥もいないし、いまいち漁港っぽくない。まぁ細かいことは気にせず、湯浅流のくねくねアニメを楽しむのが正しい作品です。
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