キングコング:髑髏島の巨神
キングコング:髑髏島の巨神を観ました。アメリカ人をターゲットに中華系が製作しています。近年のハリウッドにありがちなパターン。そして、これはとてもよい怪獣映画です。
予告編では、とにかく髑髏島はヤバいヤバいと連呼するだけでしたが、もうちょっとちゃんとしたストーリーがあります。
太平洋戦争時代にドックファイとしていた米軍機と日本のゼロ戦が島に墜落した。それから四半世紀後ベトナム戦争が集結。米政府機関がその島に調査に行くのにあたり、ベトナムから引き上げる直前の米軍が調査隊を護衛する、みたいな導入部です。
軍隊経験のあるアメリカの老人たちには絶対受けるシナリオですね。
予告編にある通り、その島は怪獣というか巨大生物が跳梁跋扈するモンスター島だったわけですね。
そこから先の展開が古き良き日本の怪獣映画のお約束を律儀に守っていて素晴らしいです。単なるモンスターではなく島の守り神です。双子の歌姫は出てきませんが、似たような展開はあります。
次に何が起こるかわからないハラハラ展開はアクション映画としてよくできています。
旧日本軍についてもそれなりに好意的な扱いだと思います。
憎しみの連鎖をやめて許しましょうってのはキリスト教文化とは相性がいいのかもしれません。
昔の敵は今の友、ジャンプ風な正義・友情・勝利に貫かれた映画です。
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