君の名は。
君の名は。を観ました。これ。までがタイトルなんですね。おそらく今年アニメ映画で一番人気の作品です。
新海誠監督が独りで何でも作るのではなく、演出に専念して多人数で分業して製作する長編製作体制は、むしろ先祖返りのような気もしますが、そんなの関係なしの出来栄えとなっています。
ただし、あくまでも恋愛ファンタジーとしての名作であり、本作はSFではないです。設定に穴があり過ぎです。
小説ならうまく読み手の想像に任せて誤魔化せるかも知れませんが、映像作品だと情報量が多すぎてどうにも粗が目立ちます。スマホ使いこなしてて年のズレに気づかないのはどうしても不自然でコジツケ臭がします。
せめて江戸時代の江戸と琉球で使ってる年号が違うから気づかなかったとか、そういう設定がほしいところではあります。
とは言え、儲かる作品とはSFとしての完成度よりも泣ける恋愛モノとしての完成度なので、商業作品としてはとても真っ当だと思います。がんがん稼いで次回作につなげてほしいものです。
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