映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜
映画ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜を観ました。
1982年の長編ドラ映画のリメイクです。
旧作とほぼ同じシーケンスのストーリーなのですが、かなり変です。昭和だったらまだSF(すこし ふしぎ)として通用したのでしょうが、2014年にもなって仕掛けを何も変えていないのでかなりトンデモに言わざるを得ません。
・冒頭の野良犬シーン いまどき都内の住宅街にあんな野良犬いない。まさに昭和ノスタルジー
・ひみつ道具の自家用観測衛星? 1000万枚写真を出力する機械なんて何もドキドキワクワクしない、グーグルアースがもうあるのに。発想が昭和
まぁそれをいったら、のび太の普段の服装の半ズボンも昭和ノスタルジーなんですけどね。
それに、日本とアフリカの間に時差がないっぽいのも映画ドラらしからぬご都合主義。
せめて日本では夜の時間に親たちに黙って家を抜け出して冒険に出かけて、アフリカが夜になったら日本に戻ってきて昼間うつらうつら居眠りするくらいの演出がほしいところ。
と、いくらでも穴はあるのですが、まぁドラ映画としては並のやや下くらいでしょう。
今回、冒険に行きたい行きたいとうるさいジャイアン、君ら毎年冒険してるだろ。しかも今年は春だけでなく夏もやるんだろ。自重しろ。