清水崇版魔女の宅急便
清水崇監督の実写版魔女の宅急便を観ました。
宮崎駿のアニメ版とは直接関係はなく、角野栄子原作を実写映画化としたという体裁です。
もちろんヤマト運輸協賛、配給はアニメ版と同じ東映です。
ちょっと色物臭がする企画は東映向きですね。
舞台は日本の小豆島。脚本の奥寺佐渡子が前にやった八日目の蝉つながりでしょうか? 二十四の瞳でも有名な島です。瀬戸内海の離島独特の異国情緒が、本作の世界観にマッチしています。島と島の間のお届け物は空を飛べる魔女向きの仕事と言えるでしょう。なかなか説得力があります。
小芝風花(キキ)と尾野真千子(おその)
主演の小芝風花は元気いっぱい系の少女。女優の実力もなかなかのものです。
目立ちませんが、長回しのシーンが多用されていて、アドリブもあるのでしょうがかなりの演技力がないと無理。特に小学校でのトンボとの会話シーンはかなーり長いのをノーカットで撮ってて、撮影時の緊張感がスクリーンを通して伝わってきます。
こういうライブ感覚はアニメではありえない実写だけのもので、この点で本作は成功だと思います。
興行的にもかなり客の入りがよいようです。
動物のCGはいまいち違和感があるけど、これはわざと?
ちなみにジジの恋人猫は出てきません。
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