十二生肖
引越しの関係で更新が滞っていました。先月末に観た映画です。
十二生肖(邦題ライジング・ドラゴン、英題CHINESE ZODIAC)を観ました。売り文句は「最後のジェッキーチェン主役大作」ですが、いつもの最後・最後詐欺ですね。最後の〜と言い続けて何十年。あと20年は言い続けることでしょう。
もはや最後というか最新のって意味なんだろうな
今回は中華版インディジョーンズみたいなお話。清末に西洋に奪われた中国の国宝級の十二支神獣の像(もちろん12体ある)を集めて奪還するというお話。と言っても義憤に駆られて働くのではなく、あくまでもビジネス、金のために動くあたりがルパン三世のお宝さがしエピソード風でもあります。
西欧に奪われた宝を取り戻すためなら窃盗上等愛国無罪というノリが完全に中華圏向けの受けねらいの作りだと思います。こういう作品が儲かる時代ってことなんでしょうね。ハリウッドもそのうち中国万歳インド万歳って作品を量産するようになるのかも知れません。
ジャッキーチェンの生身スタントは今回も過激です。気合入りまくりで、確かに久々の本格アクション映画です。屋上から落ちるアクションも健在。それどころかパラシュートなしでスカイダイビングとか無茶しやがって状態です。
清貧じゃないヒーローってのが21世紀の中華スタイルってことがよくわかる作品です。
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