でかいの日記帳

2012/12/1 Saturday

カラスの親指

Filed under: - dekaino @ 8:56 このエントリをはてなブックマークに追加 鴻荀のはてなBookmark被リンク数

カラスの親指を観ました。
ベテラン詐欺師(阿部寛)とその弟子詐欺師(村上ショージ)、若い女スリ師(能年玲奈)とその姉のビッチ女(石原さとみ)、ビッチ女のヒモ(小柳友 ブラザートムの息子)の5人がなぜか共同生活して、悪党を詐欺にかけるというお話。

簡単に言うとありがちな詐欺師話なのですが、二重三重に仕掛けがあって2時間40分という長尺にも関わらず密度が濃くまったく間延びを感じさせない作品です。
しかも詐欺師ものなのに、まったく不道徳感を感じさせないストーリーがすごい。阿部寛と村上ショージの演技が渋いのは当然として、石原さとみのバカ女っぷりがすごい。そして役柄として明らかに能年玲奈の方が扱い大きいのに、配役クレジットや宣伝ポスターの扱いでは石原さとみの方が上というのが大人の事情を感じさせてすごい。ホリプロあなどりがたし。

カラスというのは詐欺師やスリ師の玄人のこと。玄人が5人そろって5本指の家族のようだね、というのがタイトルの意味なのですが、実はもっと深い意味があります。親指ことお父さん指はとても大事な指なのです。

長尺の映画ですが、一度観た後もう一回見直すとまた面白いので、できれば2回観てほしいです。
原作がいいのか脚本がいいのかわかりませんが、本当によくできた映画です。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

Filed under: - dekaino @ 7:59 このエントリをはてなブックマークに追加 宴眼<潟蚊蚊恰医雁:QのはてなBookmark被リンク数

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを観ました。映画情報サイトでも諸事情により粗筋未公開らしいです。

確かに、従来のエヴァの話とは全然違う方向に走ってます。そして2号機改、6号機、8号機、13号機など新しいEVAの戦闘シーンがたくさん出てきますが、肝心の初号機は出番なしです。パチンコ台の素材として初号機のシーンはもう間に合ってるってことでしょうか?

かつてのネルフ基地のジオフロントは青空が見えるおしゃれオープンカフェ風に改装。ただしスタッフは影も形も見えず。シンジ君の食事や着替えを運んでたのは誰だったのか? 消去法で行くと冬月副指令しかいないのだが。

併映の巨神兵東京に現わる劇場版もなかなか面白くてお得です。

20 queries. 0.547 seconds. Powered by WordPress ME
For questions or comments, please send mail to: webmaster@dekaino.net