リアル・スティール
リアル・スティールを観ました。
本作は予告編の出来が非常に良かったんだけど、本編は予告編そのまんまですね。何も隠してない。最近のジブリ作品の予告編と本編みたいな感じです。
生身の人間が戦うボクシングは廃れ(少なくともショウビジネスとしては成立しない)、ロボットがなぐり合うショウが人気を得ている時代、主人公親子がゴミ捨て場から掘り出した旧式ロボット(文字通りの掘り出し物)を駆使して勝ち抜いていくというストーリー。
これがロッキーなら特訓シーンがあるんでしょうけどロボットは特訓しません。せいぜい改良するくらいか?
どうやら大事なのはユーザーインターフェースらしい。つまり、操縦桿で操るνガンダムよりモーションコントロール式のGガンダムが強いんだぜってこと。機体の性能の差が絶対的戦力差ではないことを教えられました。
なんか家族愛をからめてダメな父親が父性愛に目覚めていくみたいな美談にまとめようとしてますが、子供は11歳だよ?! 釣りキチ三平でもおなじみの「学校はどうした」問題は完全無視みたいです。言い訳として夏休み中ってことにしたいんだろうけど、あの様子じゃ10月になっても絶対学校に行かないと断言できます。いいのかそれで?
あまり深く考えずロボット肉弾バトルを楽しむのがおすすめの作品
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