武士の家計簿
武士の家計簿を観ました。
幕末期の加賀前田藩の算用者一家三代の物語。
予告編の絵に描いたにらみ鯛を持って「鯛じゃ 鯛じゃ」と囃し立てるシーンは、唯一のほのぼのシーンで、その他は基本的に若者に対する説教ばっかりです。観客ターゲット層を団塊世代に据えたわかりやすい構図。
厳しい教育に反発した子は脱藩して大村益次郎率いる官軍(長州軍)についていく始末。
結局明治維新になって海軍の偉いさんになって過去をしみじみ回顧する、これまた老人にはたまらない展開となっています。
堺雅人は浮世離れしていてまさに算盤馬鹿っぽくてよかったです。仲間由紀恵は何をやっても仲間由紀恵だなぁと思える映画。
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