でかいの日記帳

2009/11/29 Sunday

劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜

Filed under: - dekaino @ 22:35 このエントリをはてなブックマークに追加 雁Fゃ帥<のはてなBookmark被リンク数

劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜を観ました。
テレビ版のマクロスFは観ましたが、劇場版については何の予備知識もなしで鑑賞。
見終わったから気がついたのですが、これ二部構成の前編なんですね。えらい中途半端なところで終わりました。

ストーリーは基本的にテレビ版の焼き直し。初代マクロスのテレビシリーズと劇場版愛覚えてますかの関係に近く、ほとんどが新作画でクオリティアップかつストーリーを高密度に圧縮という感じなのですが、まさか前半だけとは思いませんでした。
人気歌手シェリルがフロンティアに来る→最初のライブ中にバジュラ襲撃→なんとか撃退→数週間後にリベンジライブ→バジュラ再来襲→またまた撃退 ということろで終了。完結編の予告ムービーが流れておしまい。要は人間関係の説明と謎を提示しただけなので、すっきりしないことはなはだしい。

パチンコ台向けの映像素材をたくさん作るというのが主目的で、せっかく作ったんだから適当に編集して劇場公開すれば少しは資金を回収できるかもって企画として思えません。上映館の数が単館系並みなのも、フイルムをダビングする経費も惜しいからと思ってしまうのは考えすぎ? 私が観た109シネマズMM横浜ではそれなりに人が入ってましたが、だからといって口コミで大ヒットするとも思えない出来だと思います。
きっと完結編のロードショー直前か同時期にまた再上映されると思うので、それまで待つのもアリかも知れません。

2009/11/28 Saturday

PUSH 光と闇の能力者

Filed under: - dekaino @ 23:16 このエントリをはてなブックマークに追加 PUSH 遵のはてなBookmark被リンク数

PUSH光と闇の能力者を観ました。
アメリカ資本で作られたアメリカ映画ですが、香港で撮影されたワイヤーアクション満載の香港テイスト満点の映画です。

アメリカ政府の出先機関(通称Divisions)と中華マフィア(通称Bleeders)と逃亡している超能力者達の三つ巴の戦いです。どの勢力にも超能力を持った人間がいて、超能力で戦ういかにもなアクションものです。
超能力者にはいくつかのカテゴリがあり、Mover(念動力)やSnifer(持ち物から持ち主の居場所を検知)、Watcher(未来予言)、Shadow(Sniferの力から防御)、Wiper(選択的に記憶を消去)などの他に、タイトルにもなっているPusher(偽の記憶を植え付ける)があります。
記憶操作系のディックっぽい話かと言えばそうでもなく、ひたすらアクションアクションの展開は香港映画らしいといえばらしいです。せっかく記憶を操作する力がでてきているのに、自分の記憶は本当の記憶なんだろうかって悩んだりしないところが単純です。スーパーボイスで気絶させる超能力とか安易過ぎないか?

ストーリーははっきりいって陳腐。アクションは派手だけどありがちな感じ。この映画を楽しもうと思ったら香港映画にしては豪華なキャストを楽しむしかないと思います。
天才子役として名高いダコタ=ファニングは背伸びしたがる金髪ロリ少女を天才的なうまさで演じ、カミーラ=ベルは優木まおみ級のタレ目なタヌキ顔で一番美味しいところをゲット。リー=シャオルー(李小[王路])はキルビルの栗山千秋をそのまんまぱっくたようなアジアンビューティー。

はっきり言って劇場はガラガラ。不入りにも程があるくらい日本での興行は失敗してます。確かにどうひいき目に見ても日本人受けしないのは確実。本作の日本配給を企画した人はよほど見る目がないかすごい漢気あふれる人です。
ある意味で、ダメ映画ファンにはたまらない一品

2009/11/27 Friday

マイマイ新子と千年の魔法

Filed under: - dekaino @ 6:43 このエントリをはてなブックマークに追加 ゃゆ医綛眼薛羈のはてなBookmark被リンク数

マイマイ新子と千年の魔法を観ました。高樹のぶ子の小説が原作のアニメ映画です。

昭和30年の防府の国衙跡に住む小学生たちの生活を生き生きと描いた作品。
淡々と進むストーリーはお子様にはちょっと退屈かも。宣伝やポスターではまるで子供向けのような本作ですが、実は三丁目の夕日的な老人向けのノスタルジー作品です。三丁目の夕日では楽園のようなノスタルジー世界でしたが、本作ではリアルにまだまだ不穏な空気が残る昭和30年代を子供の視点だけで描写するというかなり難易度の高いことをやっています。

ほのぼのとした子供の生活の描写の陰で、学校の先生は不倫してたり、真面目そうな警官は賭博にはまってたり、大人の黒い生活がチラホラと見えます。最後に主人公の祖父が亡くなって主人公一家が引っ越していくんだけど、これも家計の主要部分は祖父の恩給・年金で賄われていたんだって大人の事情が見えてしまうあたりが渋い。
こういう世知辛い世相表現をストレートに出さず、子供の視点の風俗描写でキチンと伝えられているのが本作のすごいところです。もちろん観客がそれなりに人生経験がなくてはならないわけで、これこそが本作は老人向け映画であるとする所以です。

主人公とその親友の妄想である1000年前の防府の清少納言のシーンもなかなか面白いです、妄想好きな少女というと赤毛のアンみたいなウザい女になってしまう可能性がありますが、新子はアンみたいに押し付けがましくなく、内輪でだけ空想を楽しむタイプなので大丈夫でした。

時代考証をきっちりやった描写と淡々とした脚本が最近では珍しい異色作です。

2009/11/23 Monday

なくもんか

Filed under: - dekaino @ 11:17 このエントリをはてなブックマークに追加 のはてなBookmark被リンク数

クドカン脚本の喜劇映画なくもんかを観ました。
落語の人情噺のような泣かせる話の中に笑いをおりまぜた喜劇です。
テレビに出てくるお笑い芸人シーンに詳しくないとよくわからないかも。良くも悪くもテレビ世代向けの映画です。
いしだあゆみのボケ(つっこまれる方ではなくて認知症の方)の演技が秀逸。彼女の存在がなくしてこの作品はなかったと思います。竹内結子も二児の母の肝っ玉母さん役をがんばってました。

ストーリー展開が速いので退屈することはないですが、だからといって重くはなく暇つぶしに最適な映画です。

2009/11/22 Sunday

こまねこのクリスマス 〜迷子になったプレゼント〜

Filed under: - dekaino @ 19:57 このエントリをはてなブックマークに追加 障鴻 菴桁c若潟のはてなBookmark被リンク数

こまねこのクリスマス〜迷子になったプレゼント〜を観ました。2007年に公開された劇場版の続き…と言ってよいのか?
どーもくん、うぇるカメのOPアニメなどNHKに縁深い人形アニメ作家の合田経郎作品です。
こま&らじぼー
「にゃにゃー」とか「にゃっ」鳴き声以外はまったく人語を発しないのに、ストーリーがちゃんとわかる作劇の巧みさはすごいと思います。雪が降るシーンのCG合成も綺麗でした。
でも後半いきなりほとんど夢落ちのような強引な終わり方をしたのはちょっとビックリ。まるで学校のアニメーションサークルが文化祭に出すためにつくったフイルムのような、途中まできっちりていねいに作っているのにある時点から急に雑に急ぎ足になったような、ああ時間が足りなくなったんだなって急展開になっていたのが残念。

正直これだと前作のようにメジャー配給するのは無理っぽいです。出来のいい短編と思うくらいがちょうどいいのかも?

フツーの仕事がしたい

Filed under: - dekaino @ 17:23 このエントリをはてなブックマークに追加 若篁篋のはてなBookmark被リンク数

ドキュメンタリー映画 フツーの仕事がしたいの上映会に行きました。会場は溝ノ口の高津市民館。
ブラック会社なんとかって作品も今週封切されたようですが、本作はリアルなブラック会社の話です。映像素材はすべて本物。編集されてはいるものの、ノンフィクションしかもすべて実名のドキュメンタリーです。
主人公の皆倉氏は住友大阪セメントの孫請け会社でセメント運送をするトラックドライバー。なんと1ヶ月に552時間も働いていました。固定給も有給休暇もなく給与は完全歩合制で運んだトン数で決まるという完全に違法なブラック就業環境にあった皆倉氏が1人でも加入できる労働組合連帯ユニオン(全日本建設運輸連帯労働組合)を訪れたことから話が始まります。ヤクザ(企業舎弟?)が葬式斎場に乱入して大暴れするシーンもまったく役者を使っていないドキュメンタリー素材。真実は小説より奇なりを地で行くような作品です。

完全歩合制の次には、トラックの運用経費分をドライバーに負担させる償却制を強要されます。償却制は負担経費分のマイナスからスタート。何も仕事をしないと給料をもらうどころか逆に支払いをしないといけない過酷な条件です。本当にここは日本かという酷い世界。

最後には親会社が折れて大団円となるのですが、労働問題でこううまく行くのはレアケースだとのこと。

本作の監督の土屋トカチ氏は富士通ゼネラルで働いていたこともあり、溝ノ口は通勤によく使っていた駅だそうです。また、上映会を行った溝ノ口NOCTY2の12Fホールは富士通ゼネラルを辞めた(辞めさせられた)時に失業給付を受け取る前の説明ムービーを観た会場で、何かの縁かも知れません。

編集も変にフィルタされてなくそのまま事実を垂れ流している感じです。皆倉氏が仕事中にトラックドライバー仲間と違法無線使ってるところまでばっちり撮影されてて脇の甘さも感じられますが、これが嘘偽りのない事実の映像ってことなのでしょう。

あらゆる意味でリアルな作品 →公式サイト

田原俊彦の課長島耕作

Filed under: - dekaino @ 7:31 このエントリをはてなブックマークに追加 医篆綵茯臥桁涯篏のはてなBookmark被リンク数

チャンネルNECOで、1992制作の劇場版課長島耕作を観ました。主演は田原俊彦!
田原俊彦の島耕作
原作の島耕作サーガと違って、バブル真っ盛りの1992年に課長になったばかりという設定の島耕作が活躍(?)する映画です。もう画面全体がバブル臭い!

島の部下には渡辺満里奈! 宣伝部の総合職OLという設定らしく、OL制服ではなく私服で働いているのですが…
バブリー満里奈1バブリー満里奈2
バブリー満里奈3
この格好はあまりにもバブル臭すぎる! 職場でカチューシャってどうなの? 肩パッドすごいし!
島耕作の法則によるとこの手のキャラは美味しく島に喰われてしまうのですが、そこは大人のルールで満里奈さんは島の毒牙にかかることはありません。
オフィスにPCが1台も置いてないのが時代を感じさせます。

初芝のカリスマ会長が亡くなることから始まる社内権力抗争に巻き込まれる新任課長島耕作というのがメインストーリーです。カリスマ会長を三木のり平が演じます。
のり平会長
当時はまだ生きてたんだ!のり平。あの江戸むらさきとかごはんですよ!の元キャラです。
のり平がぽっくり死ぬ演技をしている場面はリアルすぎてある意味怖いです。
お台場
おしゃれスポットとして出てくるお台場のシーン。なんとレインボーブリッジは建設中! まだゆりかもめもりんかい線もなかったんですね。

一番の驚き画像。当時最先端の携帯電話
最先端のクラムシェル型携帯電話端末
で、でかい。でかいの一族もびっくり。しかもアンテナをいちいち手で伸ばすタイプ。当時は高額料金の高嶺の花アイテムだったんですよね。学生はポケベル(死語)で我慢してろって時代。

当時はなんてこともない駄作映画だったのだろうけど、いま観るとツッコミどころ満載の新鮮な作品です。

2009/11/17 Tuesday

鐘ヶ嶽と七沢事情

Filed under: - dekaino @ 22:09 このエントリをはてなブックマークに追加 九興筝羃≫のはてなBookmark被リンク数

15日に鐘ヶ嶽に登ってきました。
鐘ヶ嶽
ついでに七沢事情をもう少し詳しく調査しました。
先月に復活をお知らせしたチェリオの自販機。
チェリオ自販機
よくみると上段の500ccのペットボトル飲料がすべて100円。これはお買い得!
やはりチェリオ万歳!
これで中断・下段の120円の350ccの商品は売れるんだろうか?

奇跡の復活をなしとげたフレンドマートこえち
フレンドマートこえち
以前の半分の売り場面積に縮小されていました。残り半分のエリアはまだ空きテナント状態。
雑誌類と酒類の取り扱いはないが、弁当や飲料と雑貨に加え、野菜や精肉、そしてコロッケなどの惣菜類などが売られてました。
私は350円でミカン一袋を購入。甘くて美味しかったです。

2009/11/15 Sunday

笑う警官

Filed under: - dekaino @ 7:58 このエントリをはてなブックマークに追加 膃茘絎のはてなBookmark被リンク数

笑う警官を観ました。

久々の角川春樹監督の大手配給映画。恐竜物語REX以来だから15年以上経ってます。思えばREXは封切日に見に行って映画館で観ることができてラッキーだった。次週には大麻で角川春樹が逮捕されて上映自粛になってしまったのです。
今回大手配給といっても角川映画じゃなくて東映が配給です。だって角川映画は春樹の敵だから(角川映画は実弟の会社。要は大麻事件も含めて角川家のお家騒動)

さて、笑う警官ですが、佐々木譲の北海道警裏金疑惑事件を元にした警察小説「うたう警官」が原作ですが、本作はかなり原作とは違った味付けとなっています。
演出はかなり古い。古いというのは悪い意味ではなくて、良い意味で古いのです。今風の主演キャストの名前だけで人を呼ぶスタイル(ゼロの焦点の広末とか)ではなく、ちゃんと演技ができる俳優を集め、長回しカットを多用したクラシカルな雰囲気の演出です。しかも長回しであることがまったく鼻につかない、もしかしたら長回し演出に気づかない観客がいるんではないかと思わせるくらいです。アクションは極力少なく、ひたすら登場人物同士のセリフ劇をメインに押し立ててストーリーを進めていきます。
BGMも作劇を盛り上げる方向ではなく淡々とジャズを流すのみ。ここは監督の美学なんだろうけど私はあまり好きではない。ジャズかぶれの年代の人にはたまらないのだろうけど。

話はどんでん返しがいくつもあり、巨悪というよりは小悪党ばかりが絡み合う構図が、警察腐敗モノにありがちな勧善懲悪でも諦観でもない、別の形の決着となり、なんか角川春樹は老いてなお盛んという感じです。
娯楽映画としてまぁまぁ見られるレベル。でも見所は役者の演技の映画だと思います。

2009/11/8 Sunday

沈まぬ太陽

Filed under: - dekaino @ 23:28 このエントリをはてなブックマークに追加 羃障紊修里呂討Bookmark被リンク数

沈まぬ太陽を観ました。
山崎豊子の日航をモデルにした小説の映画化です。

主役の渡辺謙が演じる恩地は正義の人として描かれ、敵役は三浦友和が演ずる行天(ぎょうてん)。
渡辺謙が画面でかっこいいのは善玉として当然として、三浦演ずる行天がこれまた渋いのです。三浦友和の地味な演技がすごい。

行天は悪玉という位置づけなのですが、本当にそんなに悪い人間だったのだろうか? 私には正直言って昭和のサラリーマンとして行天は出世は目指す人間が当然やるべきことをやっただけと思えます。むしろこうあるべきという模範的な昭和のサラリーマン像として思えません。
もちろん法律違反はするし不正もするのですが、昭和の時代は清濁併せ呑む度量があってこそ人の上に立てる雰囲気があったのも事実です。
行天は組合や遺族会を分断工作し、国民航空に有利な形で解決しようと動きます。そして恩地はそれに抵抗します。しかし、安全な航空会社を目指すのであれば実は行天のやり方のほうが正しいのではないかと思えるのです。行天は劇中で「俺は過去には興味がない 未来だけを見ている」と恩地に言います。これはある意味とても正しい現実的な姿勢です。
変に遺族補償に時間と金をかけるよりも、さっさと示談し浮いた分の時間と金を安全向上の目的に使った方が絶対にいいはずです。いくら遺族の心を慰め多めに慰謝料を支払っても亡くなった犠牲者は生き返りはしないのだから、
また組合分断も安全向上の面から見て正しいのかもしれません。労働組合の論理としては賃金を上げることで安全が確保できるといいますが、これは正直うそっぽい。
たとえば、80人の整備員が1日10時間働くより、20人増員して100人それぞれが1日8時間働いた方が、不足の休業(風邪など)への対応や各人の疲労度を考えると絶対に安全度が高まるはずです。しかも時間当たりの労働単価が同じならば人件費は増やさずに済む。しかし、これだと個々人は10時間労働から8時間に減少するわけで、当然個々人の給料もその分低下してしまう。つまり労組としては飲める話ではなくなり抵抗するのは必至です。
安全にはコストがかかるという事実から考えると、強すぎる組合は当然にして安全を損なう方向に機能するのも事実。行天の組合弱体化政策も絶対悪ではないのです。
行天の悪事は決して私服を肥やすためではないのです。そして善玉であるはずの恩地は会社の金でナイロビのどでかい邸宅に済み、サバンナで像狩りにシャレこむだりしてアフリカ生活を堪能していながら、つらいフリして被害者面なんて、むしろ恩地の方があくどいようにも思えます。

ガンダムオタク的にたとえると、行天はギレン総帥のような人物です。最後の最後で信用していた腹心に裏切られて失脚するあたりも似ています。
彼は物語で悪役として描写されますが、それでもファンからの人気は高く、客観的に分析しても彼の政治判断は絶対悪かというとそうではないわけです。
本作の登場人物はそれぞれ実在人物のモデルがいるとされていますが、行天四郎についてはそのようなモデルは存在せず、完全な創作キャラクターだとされています。だからこそこのような完全無欠の不遇な悪玉キャラを作ることができたのでしょう。行天の家族の描写がまったく出てこないところもギレンっぽいのです。愛人だけ少し出てくるのも美人秘書がいるギレンに通じると思うのは深読みしすぎか?

本作では御巣鷹山の墜落事故の描写が多々出てくるのですが、この事故は結局ボーイング社の修理ミスが原因で運用・操縦に責任はなかったのだから本作のテーマにはそぐわない気がします。なぜここで羽田沖墜落事故、いわゆる逆噴射! 「機長やめてください」事件を持ってこないのか? こちらの方が航空会社の管理責任は大きいはず。まさに会社の人事管理の問題なわけで、この論点を持ってこないあたり、やはり日航に遠慮している部分がかなりあると思わざるを得ません。

等といろいろ苦言は尽きないのですが、本作は見ごたえのある大作でした。
久しぶりに途中で休憩が入る映画でしたが大満足です。

転校生 -さよなら あなた-

Filed under: - dekaino @ 22:38 このエントリをはてなブックマークに追加 荵∽∞ - -のはてなBookmark被リンク数

スカパーのチャンネルNecoで、大林宣彦監督が自らリメイクした2007年公開の転校生 -さよなら あなた-を観ました。
監督本人が手がけるリメイクものってだいたい失敗が多いのですが、本作は結構面白かったです。
ストーリーが前作とかなり変わっている上、前作を知っているとニヤリと楽しめる部分もあります。前半のストーリーは土地と時代が違うだけで前作とほぼ一対一で対応するのですが、後半はかなり違う展開となります。要は脚本がちゃんと練られているということ。
昔の話を現代にリメイクすると携帯電話の存在が邪魔になるんですが、入れ替わりの場面を神社の石段からの転落から、神社の湧き水に落ちると変更し、水没により携帯電話が故障するという芸の細かい設定で、一時的に携帯電話の使用を封じることでうまく処理しています。ココは本当にうまい! 感心しました。

また素晴らしいのは主演にちゃんと新人を起用しているところ。しかもその新人の蓮佛美沙子がかなり巧い。いわゆる美人ではないけど小林聡美よりはかなりマシなのも今風でよいです。

後半は、主人公2人の彼氏と彼女にあっさり入れ替わりの秘密を打ち明けてしまい、しかも彼氏/彼女がすんなり納得してしまい先の流れが読めなくなります。加えて一美の身体(心は一夫)が不治の病になってしまい余命数ヶ月。このままだと一美の身体と一夫の心が失われてしまうピンチという展開。
前作を知っている人でも決着が読めないストーリーとなっています。

一番の違いは大林監督も年をとったというところ。かなり年寄りの説教くさい話となっています。
それでも過去の栄光もう一度みたいな老醜というほどでもなく、十分に楽しめる良作に仕上がっていました。

2009/11/1 Sunday

収穫祭

Filed under: - dekaino @ 22:47 このエントリをはてなブックマークに追加 腥腑のはてなBookmark被リンク数

東京農業大学 厚木キャンパスの収穫祭に行ってきました。
いろんな動物がお出迎え

ブタ
ブタ

仔牛
仔牛

でかい牛
でかい牛

リャマ
リャマ

さながら小動物園でした。

hda: lost interrupt

Filed under: - dekaino @ 12:21 このエントリをはてなブックマークに追加 hda: lost interruptのはてなBookmark被リンク数

Sizkaを使ったサーバが、毎月1日未明に走るバックアップアーカイブ作成スクリプト実行中にハングアップ
コンソールにはhda: lost interruptとだけ表示してまったく無反応

どうやらIDEドライバ周りの不具合らしいが発言したのは今回が初めて。
その後何回かバックアップアーカイブを手動で作ってみたが、HDDアクセスの負荷が重くなると発生するようだ。

負荷が軽ければ問題ないので、とりあえず様子見
そろそろGeodeからAtomへ乗換えかなぁ…

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