クルマ未来祭
日産テクニカルセンターは厚木の山奥、伊勢原市との境にある日産自動車の開発拠点です。今年10月26日に「クルマ未来祭」と称して一般公開されました。実に4年ぶりのイベント開催です。
愛甲石田駅と伊勢原駅から無料のシャトルバスが出ていたのですが、すごい行列で混んでいたので歩いていきました。
普段から七沢とか清川村まで普通に徒歩で行くので大して遠くは感じません。駅から40分くらいで到着です。
山奥にいきなり現れるゲート。そのゲートの奥の日産の敷地内にトンネルがあります。
トンネルを抜けるとハイテクっぽい高層ビル群が建ち並びます。
立体駐車場では屋台が並びます
インドばりばりの店があると思ったら、TATA財閥関係の人達らしい
Tata consultancy serviceって10万円のクルマ作ってるところとは別会社なのかな?
いろいろな車の展示があります
ガチャピンセレナとみずたマーチ
F1カーも展示。GT-Rはパレードしていました。
他にも輸出仕様車など珍しいクルマがたくさんありました。
消防車もありました。これは展示ではなくて実際に配備されているもの。
屋内の技術展示も興味深かったですが、それよりも室内の片隅にある備品が気になります。ヘルメットは必須らしい。
標語もあります
共有したい認識と価値観
-社会人として
1.助け合う気持ちよさ
2.新しいことにチャレンジする興奮
3.高い志と低い頭を両方持つ希少価値
4.24時間以内レスポンスの躍動感
5.一度は相手の立場にたつ思いやり
6.挨拶をする、される爽快感
7.いつも最後は感謝の気持ちでありがとう
-技術者として
1.商品は車である
2.モノとデータが我々のよりどころ
3.自由に技術論議が出来る喜び
4.日々勉強して腕を磨く
5.好奇心が創造の源
6.分かり易い技術、分かり易い説明
7.お客様のほめ言葉が聞きたい
かなり立派なことを言っています。
社員食堂を一般開放してランチを提供していました。
食堂は一番上の9階にあって見晴らしがいい。
見晴らしはいいけど見えるのは山ばかり。まさにマウンテンビュー。
世界的に不況が続きそうな情勢で、たぶん来年以降しばらくは一般公開はなさそう。山奥のハイテク基地を観察する貴重な機会でした。
青学キャンパス跡地のNATCは一般公開しないのかなぁ…