築地魚河岸三代目
築地魚河岸三代目を観ました。ビッグコミックオリジナル連載中のいわゆるグルメ漫画の映画化です。
同誌連載の釣りバカ日誌と同じく団塊世代向けの加齢臭のする作りの映画になっています。原作の漫画はかなりゆるいストーリーで、紹介される魚料理だけが売りなのですが、さすがここは映画だけあってキッチリ話を作りこんでいて、人情あり笑いありと上手に作られてます。
そのため、キャラクター設定も結構かえられちゃってます。エイジさん いきなり××で○○になってしまいます(ネタばれ防止のため伏字)。まるで大映ドラマのようなベタな設定、展開。
これはもう団塊世代に大受けでしょう。第二弾の製作も決定したそうです。
この映画で出てくる一番仕事ができる人は明日香(田中麗奈)の助手の男。あのタイミングで割込むところがカナリの切れ者だと思われる。ストーリー的にはちょっとしか出てこないチョイ役ですけど。
それから、カロリーメイトの黄色い人がべらべら喋り捲るのも見所かも。
シナリオは原作よりずっと面白いが、逆に魚料理のグルメネタはあまり出てきません。