BBCワールドニュース 世界の食文化 第四回
BBCワールドニュース 世界の食文化 第四回は、南太平洋の島国のトンガとフィジーです。
トンガは肥満率No.1だそうで、確かに太った人ばかり。食べるものもかなり脂っこい。オーストラリアやニュージーランド産の羊の脂身が普通の肉よりだいぶ安く手に入るらしく、安くかつ脂たっぷりでトンガで大人気の食材だそうです。とにかくすごい。
昔はパンの実やココヤシ、海で獲れる魚などを食べていたのですが、いまは輸入される安くて高カロリーのものばかり食べています。羊の脂身だけじゃなくコンビーフも食べまくり。ほんとすごい。糖尿病で足を切断するなんて話は日常茶飯事らしい。
ところが隣のフィジーではさほど肥満率は高くないらしい。でもそれは統計のマジック。現地系(ポリネシア系)はやはりかなりの肥満。ところがフィジーにはイギリス領時代にプランテーションの労働者としてインドから移民してきた人がたくさんいて、インド系は肥満してないため、平均値としてはさほど肥満してないということになるらしい。ちなみにインド系は島人口の40%もいる。もう少数派とはいえない、むしろ政治経済的にはインド系の方が支配的になっています。フィジーは現地人とインド移民で紛争してクーデターばっかりしていて政治的には安定していない模様。ある意味でこの番組の正しい危険地域での食文化というテーマに合致しています。
次回は、中国の動物のペニスを食材にしたスタミナ料理らしい。これもある意味で危険だ!
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