ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を観ました。
コロナワールド小田原で見たのですが、時間帯が合わず吹替え版を観ました。字幕版が1つで吹替え版が2つという謎の構成のためやむを得ずというところ。他の客も「えー吹替えなの?」とか言ってました。考えてみれば、吹替え版の方が字幕より制作費かかってるのに同じ価格で提供し、それなのにえー呼ばわりされるなんてかわいそうな話です。
まぁ吹替え版の方が映写フイルムが余ってる/入手性がいいって理由なんだろうな。別に吹替えの出来が悪いわけではありません。ダンブルドアは永井一郎だし良い出来です。
ストーリーはハリー達が学内でダンブルドアアーミーとかいう自警団を組織するって話で、いまいち説得力がないというか、ハリーに人を先導するカリスマ性が感じられないというか、どうも演出と脚本に乖離が感じられます。
やっぱ同じ役者で続けるって無理があるんじゃないだろうか? ハーマイオニー役のエマワトソンとか育ち過ぎだし、マヌケな役のロンとかマルフォイの取り巻き達がカッコよく育っちゃってるし、どうにも苦しいです。
唯一の見所は下級生の金髪不思議ちゃんのルナ=ラブグッドぐらいでしょうか? ハーマイオニーが育っちゃったので、今度はこっちをどうぞって思惑が透けてみえますが…