キサラギ
キサラギを観ました。
舞台演劇のようなワンシチュエーションドラマです。長回しが多いけど役者がみな巧いので気になりません。
如月ミキというアイドルの一周忌にファンたちが集まるという話なのですが、回想シーンでの如月ミキはみな絵がぼやけてて顔が映らない。このあたりがいかにも芳賀ゆいっぽくて、平成初頭のアイドルファンの琴線に触れるかもしれません。
それにしても「遅れてきた清純派」ってキャッチフレーズで初露出(公式)が週刊プレイボーイってどーゆーことよ。講談社とか学研とかの雑誌の方がよくないか? どうしても集英社というならYJ制服コレとかDunkあたり狙いなさいよといいたくなるような、ズレというか、製作スタッフ各々にとっての「アイドル」像がバラバラなゆえにブレまくってるのがこれまた面白い。ドキ女だらけの水泳大会in大磯ロングビーチってのもまたステレオタイプなアイドル像だけど、それってB級といってもイッバシの全国区に顔が売れたアイドルな訳で本編とはちょっと矛盾するような気もします。
blog時代なのにお宝コレクションにデジカメ画像や動画がないのもちょっと古いアイドル像ゆえですね。しかしラッキー池田の振り付けは楽しめます。時代を超越した面白さがありますね。
基本はコメディなのでただ観て笑うのがいい映画です。
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