JASRACとAPPLE
朝日新聞がAppleからJASRACに金が振り込まれてないという報道をして、即座に誤報だとJASRACが訂正した事件について、どうやらJASRACの闇はかなり深いらしいという話。
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訂正で発表したAppleから一時的に受け取ったという2.5億円が決算報告には出ていない点をつっこまれたら、相当グダグダになっているらしい。というか粉飾決算や脱税を自らカミングアウトした状態に近い?!
iPodのダウンロードの曲目と数量のデータはJASRAC以外にも曲を提供した権利者にも届く仕組みになっているらしい(まぁ普通にシステム作ればそうなるよね)。Appleからダウンロード数を知った権利者は、あーもうすぐお金が入るなぁと思っていたのに、いまだにJASRACから入金がまったくないってのが問題の発端のようです。
結局、いままでのメディアでは課金データを独占できていたのにそれが崩れたもんだから、今までのドンブリ勘定が通らなくなって大慌てというのが真相らしい。おそらく今までの決算も粉飾だられだったのが今になってポロが出てきているんでしょう。
代行徴収団体の存在意義がどんどん薄れつつある時代、JASRACはどう生き残り戦略を立てていくのか興味があるところです。