幸せのちから
幸せのちからを観ました。原題はthe Pursuit of Happyness、米合衆国憲法や日本国憲法にある「幸福の追求」です。ただしハピネスの正しいつづりはHappiness、チャイナタウンにある保育園のつづり間違いからとった題名です(作品中で説明されます)。
ウィル=スミスとその実子のジェイデン=クリストファー=サイア=スミスが演じる父子が大変すばらしい。子供はとても演技がうまいです。
でも話そのものはあまり感動できないかも。なんていうかモデルとなったクリス=ガードナーってかなり問題がある人物です。幼児かかえてるのに、もうちょっと地に足つけた仕事やれよと思うのだが、なんでわざわざあんなテレアポ会社に6ヶ月もインターンしたがるのか、本当に謎です。ネットワークビジネスにハマる人ってこういうタイプだよなぁと思いつつ引きながら映画を観てました。もしこれが現代の話だったら絶対にカード破産して再起不能だったんじゃないかと思ってしまいます。1980年代前半のアメリカってクレジットカードはステータスがある人しかもてなかったのかな??
強引に話をまとめると詐欺師の素養がある貧乏人が合法詐欺を商売とする企業にうまくもぐりこみました、めでたしめでたしってなとこです。最後にクリス=ガードナー本人がチラって出てきます。アメリカ映画ってこういうの好きですね。